NORAとは
NORAが目指すもの
里山は、人びとの営みによって、つくり上げられてきた身近な自然です。
そこでは、人びとのはたらきかけの違いによって、
田んぼ、畑、雑木林、草はら、ため池、小川など、さまざまな景観が広がり、
たくさんの生きものが育まれてきました。
また、人びとは自然とかかわる知恵や技を、
親から子、子から孫へと受け継ぎ、
深くて豊かな文化が残されてきました。
しかし、現在、多くの里山が経済的な価値をうしない、
人びとの関心の外へと置かれています。
NORAは、かつての里山がそうであったように、
私たちの暮らしと里山との間の距離を近づけることによって、
生命(いのち)のつながりが感じられる機会を取り戻します。
そして、身近な里山が輝くようになれば、
その自然の恵みを生活に取り入れることにより、
私たちの暮らしも豊かになると信じています。
あらためて人と里山の豊かな関係を結び直すためには、
今は見えなくなってしまっている里山の価値や、
まったく新しい里山の価値を掘り起こすことが必要です。
そして、その価値をシゴト※へと変えていきながら、
自立したNPOとして成長していくことを目ざしています。
※シゴト:哲学者・内山節氏によれば、「カセギ」がお金のためにする労働であるのに対して、
「シゴト」は自然に包まれたムラで生きていくうえで必要な、人としての役割を意味する。
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NORAの参加型プロジェクト
里山の中心には、農村に生きる人びとの居住空間として「ムラ」があります。
その周りには、毎日のように出かける田んぼや畑などの「ノラ」があります。
さらにその周りには、ときどき柴刈りなどに出かける「ヤマ」があります。
「ムラ」の人びとは、日々、「ノラ」や「ヤマ」でシゴトに励むほかに、「ハレ」の日を大切にして心ゆくまで楽しみ、再びシゴトへと戻りました。
また、里山は、ムラ―ノラ―ヤマが同心円を描くように広がる中で、田んぼ、畑、ため池、小川、草はら、屋敷林、竹林、雑木林などがモザイク状になって、多様でまとまりのある景観を作り上げていました。それぞれの小さな生態系は、その場をすみかとする「イキモノ」をはぐくみ、高い生物多様性を誇っていました。
NORAは、互いが活かしあう里山の相関関係を軸とし、プロジェクトを展開していきます。














