06月22日 (日)|先進事例に学ぶ里山のネイチャーポジティブ特別講座レポート

先進事例から学ぶ里山のネイチャーポジティブ特別講座~種子から育てる地域性苗木づくり+近自然工法による道づくり

日 時:2025年6月22日(日)13:00~16:30

場 所:多摩市立グリーンライブセンター ライブホール

プログラム:

  • 話題提供①
    「里山の生物多様性に配慮する千葉県由来の苗木育成プロジェクト」
    遠藤良太さん(NPO法人ちば里山センター)
  • 話題提供②
    「近自然型工法による新しい登山道補修の動き」(仮)
    辻本明さん(箱根自然環境保全活動研究会)
  • ディスカッション
    「地域資源を生かす参加型の里山再生に向けて」

参加者数:16名(お申込み19名)+スタッフ2名

主催:モリダス 共催:多摩市グリーンボランティア連絡会、NPO法人よこはま里山研究所(NORA)
令和6年度「緑と水の森林ファンド」助成


アンケート結果

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  • お話を通して、活動へのサポーター参加増に向けた取組の重要性を改めて再認識しました。
    また、講演にとどまらず、参加者の皆さんの関心事もお聞きすることができて、とてもためになりました。企画運営に感謝いたします。ありがとうございました。
  • 箱根登山道と私の関わっている谷戸の水路では規模が違いますが、近自然工法はその場にあるものを材料として使用するということで、落枝や落ち葉もありますので実際に試してみたいと思います。箱根登山道の補修作業にも一度参加させて頂きたいと思っております。
    また、各参加者のお話を伺い、活動を大人自身が楽しむことも大事なことの1つなのかもと感じました。それぞれの地域や活動団体にあうことを見つけていく、その試行錯誤をポジティブにとらえていくには、今回のような講座の内容はもちろんのこと、情報共有の時間も有意義で参考になりました。ありがとうございました。
  • 遠藤さんに、コンテナ容器の品名など入手方法をお伺いしたい。我々も遠藤さんの手法を参考に効率良く苗を作りたいと思います。
  • 講師のお二人とも実践されている内容であり、現場感があってとても参考になりました。
    育苗の話がメインでしたが、苗木を植えたことで実際に現地がどのように変化したのか、ということが聞けるとさらによかったと感じました。しかし、取り組み始めてから数年であれば、そこまでの成果が見えていないかもしれません。
  • いろんな団体の取り組み内容や成果を共有し合う場があると、さらにネイチャーポジティブが進むのではないかと思います。
    貴重な機会をありがとうございました。
  • 近自然工法の実例を確認できた
  • とても楽しい内容でした。私にとっては木の実を拾って育てるのは趣味ですが、地域の実生苗の需要もあるし、必要な数を揃えるのは自然相手なこともあり大変なのだと知りました。
    普段参加している川井緑地でも雨などで斜面や階段が崩れます。擬木杭+板などの土留めはどちらかが負けるように壊れると感じています。箱根の近自然工法、必ず見に行きます。
  • 苗木の育成で種子採取、調整、保存はなかなか素人では難しいことを知りました。自前の森から種を取っての苗木づくりは、専門機関を交えての体制づくりが必要になるのかなと思いました。
    辻本さんのお話で、「自然界に杭を打つことはない」というのは確かに言われて改めて気づかされました。近自然型工法による登山道補修の試みはなかなか面白いなと思いました。
  • 苗木プロジェクトを利用した実践事例の報告があればよい。
  • 種から育てるについて、簡単でなさそうですがトライアルできそうな情報を入手できました。ありがとうございます。また、補修技術についても水流のコントロールのやり方にはいろいろなやり方があるのだと興味深く聴かせていただきました。伐採した木の有効活用の面でも大変良い取り組みと思いました。
  • 大変興味深く拝聴しました
    ご経歴やさまざまなお取り組みから大いに学ぶことが出来ました ありがとうございます
    本講座を企画いただいたことにも感謝します

 

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