石田のおじさんの田園都市生活

第76回 振り返り 2014 その1

2014.12.30
いしだのおじさんの田園都市生活

2014年を振り返ってみますか?
・ええーっ! あんまりいいことなかったからなぁ、、、
それなら反省してみたら、、、
・そうかぁ、、、じゃ、写真を見ながら、と、いうか、FBなんだけど、振り返ってみるよ。
昔はアルバムをちゃんと整理していたのにね。
・便利な機械を使えば昔より楽にできるのに、なぜかやらないわけだ。
便利な機械のせいで、実は忙しいからね。
・ま、ここは、FBを便利に使ってみよう。
(って、ただ思い出すのに眺めるだけで、画像を並べて発表したりなどはしない)

・1月、家族でスキーに行ったねぇ。
スキー教室よりも石ちゃんのコーチのほうがRちゃんよかったって。
・スキー教室では泣いていたもんね。正統派の教え方ってときに苦痛なんだよ。
最後は笑顔で「もっとすべりたい」って。
・すべれるようになったからね、少しだけど。
うん。
・最初はちょっと「苦しい」けど、そこを乗り越えれば「楽しい」がある。
そこをわかってほしいよね。
・体験的に少しわかったんじゃないか。
次はいつ行けるかねぇ。

・2月、大雪が降った。
今シーズンはどうなんだろう。恐怖だね。
・スキーのときにさんざんチェーンを使ったおかげで無事に通勤できた。
ヨカッタネ。
・けれど、いろんなところで被害が出た。
うん。
・ハウスがつぶされた知り合いもいるよ。
横浜でもあったけど、地方はもっと大変だった。
・ハウスが壊滅したり、北杜でも一時孤立したらしい。
夏の台風もたいへんだった。
・毎年の異常気象だよね。
そなえをしておかないとね。

・3月、畑がやっと契約できて、機械も買って、新シーズンスタート。
うん。よかったね。
・縁があったのは、昔からあこがれていた新治の谷戸。
昔、って?
・俺、4半世紀前のトライアスリート時代、ほぼ毎日新治を走っていた。
里山アスリート?
・そんな言葉なかったけどね。トレイルラン、っていうらしいよ、最近は。
それであこがれていたの?
・いや、ホタルがいたり、谷戸が大きかったり、魅力はいっぱいだよ。
走っている人、見かける?
・いるいる、よく見かけるよ。舗装路を走るより、足腰にやさしいからね。
そして、森林浴も同時にできる!
・俺らは、農作業をしながら森林浴。コジュケイの声も聞こえるし。
いいねぇ。きっといい野菜ができるよね。

・4月、その新治が本格始動。広いからね、機械が活躍。
使える人、いるの?
・それがちゃんと利用者さんに使える機械をそろえたんだよ。
ふうん。
・トラクターで耕して、マルチャーで畝をつくって、芋を植える。
簡単そうに聞こえるね。
・そう簡単ではないけど、とにかく量もこなさないとならないからね。
それが今食べている芋だ。
・いや、里芋とサツマイモね。ジャガイモは夏に植えた秋ジャガ。ネギも春に植えたよ。
そうなんだ。
・春のジャガイモはまともにできなかった。
ヘタッピ?
・いや、土づくりができなかったからで、そこはこれからじっくりやるよ。
そうすると、もっともっと美味しい野菜ができる?いや、今でも美味しいけど、、、
・うん、質量ともに進化させるよ。
期待しています。

・5月は北杜で田植えをしたよ。4月には堰さらいにも行ったし。
田植えの後は、行っていないよね。
・うん。そこが残念なんだけど、来シーズンはもっと行くよ。
そう?
・いっしょに行こうよ。
ええー、田植えとか無理なんですけど。
・わかってるよ。清里で遊んでいればいいじゃん。
考えておく。
・今ね、政府が「地方創生」をなんだかんだ言って、本でも『地方消滅』(中公新書)もあり、『農山村は消滅しない』(岩波新書)もあり、雑誌でも『田舎暮らしの本』は前からあったけど『TURNS』なんていうのも出てきて、地方のことを考える時代だよ。
都会暮らしに疲れていて、その余裕がない。
・だからぶらりと地方に行ってみるのがいいんだよ。2時間半で行ける地方だよ。
Eさんの別荘にも行きたいね。「おいで~」って言われている。
・北杜からもう1時間ほどの八千穂村だよね。関谷くんのあさひや農場もある。
来年は行きますか?あったかくなってから。
・夏は避暑できるよ。
それがいいかなぁ。

・5月の北杜での田植えは、我が社の職員研修だった。理事長の趣味という声もあるけど、、、
保養所があって、田植えして、温泉入って、宴会して、ケッコウなことですね。
・普段の激務を忘れて、、、という感じでもなかったけど、、、
田植えも激務?
・いや、みんな楽しんでくれたみたいだよ。
ならば、よかったね。
・来年は青葉区の農業法人が北杜やその周辺に進出する予定だし、応援に行くよ。
どうぞ、ガンバってぇ。

・6月、畑の活動が忙しくなってきた。
休日にもちょくちょく行っていたよね。
・ボランティアというか、楽しんで参加してくれる人が何人かできて、貴重な人材だよ。
谷っ戸ん田をやめたと思ったら、またね。
・サイオウガウマってやつさ。利用者さんたちの頑張りも楽しいけど、人を呼べるのもまた楽しいもんだよ。畑を通じていろんな繋がりを創るんだ。
手伝ってもらっている、ってことを忘れないでね。
・うん。でも、ありがとうとありがとう、なんだよ。畑では、、、
ふうん。
・コミュニティガーデンだよ。大塚(敦子)さんも言っているじゃん。
ああ、大塚さん、会いたいね。
・外向けのコミュニティガーデンにする前に、もう少し組織内でシェアしたい。
それができていないんだ。
・うん。我が社は忙しいんだよ、なにかと。でもね、、、
でも?
・少しずつファンが増えているんだよ。野菜が美味しいって。
何か上手な宣伝とかしているの?
・少しはしているけどね。どちらかと言えば自然体だよ。というか、、、
というか、、、
・俺がやりすぎないようにしている。
サボっているだけなんじゃない。そんなこと言って。
・う~ん、そうかも、、、けど、、、今は組織上ちょっと孤独なんで、、、
そんな、愚図愚図言ってんじゃないの!男でしょ!
・うっ!胃が痛い。
大丈夫?飲み過ぎでしょ!

・7月には、和歌山に行った。chojiくんの里山ライブ。
楽しかったみたいね。
・うん。里山シンガーソングライターを実感できたよ。
昨日も行っていたじゃん。
・昨日は横浜の都会のライブハウスだった。
里山とはチガウね。
・でも、それがね、都会に里山の風を送っているようなライブだったよ。
そうかぁ、次は行こうかなぁ、、、

・7月の途中だけど、とりあえず振り返りはここまでにしておこうか?
え、いいけど。残りは次回?
・ま、それはそのときの気分で、、、
でも、こんな感じで良いの?あまり里山の話になっていないけど。
・いや、里山里山していないところが、これがまた多様性なんだよ。
なんだかなぁ、、、
・よし、来年は!
ガンバル?
・いや、自然体で行くよ。
とりあえず、飲み過ぎにだけは注意。
・そう言われるとよけいに呑みたくなっちゃうのが酒飲みだよ。
つきあいきれません。

石田周一