神奈川・緑の劇場 vol.35

2024.5.31
神奈川・緑の劇場


『食べもの通信・読者のひろば』に切実な訴えが掲載されました。

6月号です。

=ダメダメ疲れにならない最低限気をつけることは?
と題した座間市のKさん。

毎月、考えさせられることがたくさんあり、購読を継続せざるをえない、と不穏な書き出しです。
食品、モノ、水、環境、~身の周りは体に良くないものだらけ~私はどうなってもいいと思っていますが、私の孫、これかを生きる子どもたちのために、何に一番気をつけたらよいでしょう、と。さらにKさんが深刻だと感じたのは、孫や娘に、『アレはダメ』『コレはやめた方がいい』とばかり言うようになってしまい、3歳の孫には嫌われ、娘は体調を崩してしまいました、と。

6月のNORA横浜読者会でみんなの意見を聞いてみますね!

読者会でよく話題になるのは、ひとりで読んでいたら、暗くて、辛くて、鬱々となるけれど、読者会で思いをはき出して、仲間の話も聞いて暗い記事でも明るく前向きになれる。

毎月、今度はどんな暗い記事だろう?と〝楽しみ〟にしてしまう。と言ったら言い過ぎだけど、続けるうちに、『食べもの通信』も読者会も、暮らしに欠かせなくなっている。

体験交流も貴重です。テフロン加工の無いフライパン購入→使用の継続報告はフライパンを使ったレシピ交換になり、種無しピーマンってどうなの?という疑問には、種付きのまま料理して問題ないと翌月に実践報告。とっておきの温泉宿に掲載された宿に泊まった仲間は『食べもの通信』読者と同宿になったと喜んでいました。

私たちは、自分の家族だけの身を守ることはできません。どの子どもたちも、みんなを守るために、年齢に関わらず、まず、ひとりひとりができるところから自らを守り、暮らしを楽しむことが大切と思います。楽しい、美味しい、嬉しいは、誰にとっても魅力的で、あとに続く人が広がって、笑顔が増えるに違いないと、信じたい。そのためにも、指針となる『食べもの通信』は大切なのです。

(2024年5月31日記三好豊)

・京都で振り売り(伝統的な農産物の移動販売)をする角谷香織さん→★★
・日本の農産物流通に3つの提案 神奈川野菜を届けて36年 三好 豊→■■三好 豊(みよしゆたか)

“50年未来づくりプロジェクト”を提唱します。
“もりびと”が木を植えて育てるように、子どもたちが社会の真ん中で活躍する時代のために、今日できることを一つずつ。老いも若きも一緒になって50年のちの日本の景色を想い描きたい。
1954年に生まれ父親の転勤により各地で育ちました。 1975年10月、杉並区阿佐ヶ谷南の劇団展望に入団。1982年退団して横浜に戻り演劇活動に参加してきました。1987年5月、(有)神奈川農畜産物供給センターに入職し、県内各地、各部門の生産者に指導を受けることができました。2004年に退職し「神奈川・緑の劇場」と称して県内生産者限定の野菜の移動販売を始めました(現在終了)。NPO法人よこはま里山研究所・NORAの支援はたいへんに大きく、これからも都市の暮らしに里山を活かす活動の一環として生産者との関わりを大切にしたいと考えています。また(株)ファボリとその仲間たちとの繋がりには、心躍るものが生まれています。