第17回 子どもは風の子
2010.1.26いしだのおじさんの田園都市生活
冬だから寒い。
私は寒いのは苦手。
気温がヒトケタになるとヤル気を無くす。
よって、今回は原稿お休みします。
は、ウソですが、
温泉にでもつかってゆっくりしたいと思いつつ、
思うだけの日々ではあります。
しかし、私が子どものころのこの地域は、
もっと寒かったのです。
温暖化以前ということもあるでしょうが、
コンクリート、アスファルトが少なかったからでしょうか?
雑木林に囲まれた溜池(田んぼに水を引くための用水池)に分厚い氷が張り、
そこでスケートができたほどでした。
池の真ん中で焚き火をしながらスケート、
と記憶しています。
私の小学校通学は片道40分以上だったのですが、
低学年のころ、歩いて到着しての1時間目は、
そう、確実に手がかじかんでおりました。
プレハブ校舎でした。
ついでに言えば、トイレはボットン。
字がまともに書けないんです。
(ただですら下手なのに・・・)
まぁ、ストーブのそばで手を温めればいいのでしょうが、
たぶん、遊んでいて、
つまりはじっとしているのが苦手で、
そのまんま授業を迎えるから、でしょう。
先生が来るギリギリまで遊んでいたもんねぇ・・・
今の子どもは「手がかじかむ」ということばを知らないようです。
ましてや、霜焼けなんて・・・
実感として知らない、ということです。
こういうことばは実感として知らねば意味がありません。
また、私の小学生時代は半ズボンがアタリマエでした。
冬でも、です。
みんな、です。
女の子はスカート。
わかめちゃんみたいにパンツが見えている子も・・・
私はほとんど長ズボンを持っていませんでした。
長ズボンは風邪をひいたときにはくものでした、
が、私は風邪をひかなかったので、
長ズボンの記憶がありません。
風邪気味のときだったのでしょうか?
たまにタイツをはかせられたことがあって、
あれはすごくイヤだった記憶があります。
雪が降っても腿を真っ赤にして半ズボンで遊んでいました。
私はけっしてそういうことはなかったですが、
鼻の下には2本、という子どももいましたよ。
これも余談ですが、
私とヨシタケとマツオの母校A中学は私服の公立校でして、
私は長ズボンをはくようになっていましたが、
小学校の延長なのか1年中半ズボンという人がいました。
しかも、半ソデシャツなんです。
夏には麦藁帽子でした。
自慢じゃああるけど、
私は社会人になってから風邪で欠勤したことがないです。
1日もないんです。
宿酔いでフラフラしていることはよくありますが。
少々熱が出たり頭痛がすることがないわけではないですが、
いや、ほとんどありません。
そのうちトンデモナイ病気になるかもしれませんが、
とにかく風邪その他の病欠がないんです。
しかし花粉症と胃炎などでかかるホームドクターがいます。
あるとき、ちょっと熱とダルサがあるので薬がほしいと言ったら、
あの爺さん、カラカラと笑って、
「お前は、ナントカは風邪をひかないの典型かと思ったが、
よーかったなぁ」と言いおった。
グリーンを応援後援してくれる地域の名士ではある。
私が某公立中学に勤めていたとき、
中3のクラスで、
「受験対策としてストーブは使わない」と宣言していた、
妙な先生がいた。
みごとにほとんど風邪での欠席がなかった。
グリーンも風邪をひく人が少ない。
・・・何かの参考になるだろうか?
頑張れ受験生!
・・・今回、頭がかじかんでいて変な原稿になった。
寒いのは苦手だ。
いつか、沖縄にグリーンの支部を作って移住したい。
名前は、もちろん、
エメラルドグリーン。
(いしだのおじさん)