神奈川・緑の劇場 vol.5
2021.12.27神奈川・緑の劇場
=初春をまるしぇに集い道拓く=
2022年。今年もどうぞよろしくお願いします。
17年来、例年ならば野菜市の初荷は二週目以降として年明けは休むことにしていました。
今年は、6日(木)に最初の集荷に生産者を廻ります。7日(金)8日(土)9日(日)と『たけのま縁側新春まるしぇ』を催すことにしたからです。7日の午前中にも生産者を廻りますから、いつもながら鮮度抜群のまるしぇになります。お楽しみに!
戦後すぐに建てられた『たけのま』木造二階建ての内部は昭和の雰囲気が懐かしく、写真や絵画、アート作品、アンティーク作品の展示販売など、使い方にも夢が広がります。
蚕を飼って糸繰りワークショップも人気です。
そして、『たけのま縁側まるしぇ』野菜市を催してきました。
今回は〝新春まつり〟として仲間たちの協力を得て賑わいをつくります。
※『たけのま縁側新春まるしぇ』
http://favoris.co.jp/
2022年は、若い皆さんとのつながりを積極的に求めていこうと考えています。
昨年、京都に〝振り売り〟の角谷香織さんを訪ねてお話することができました。
『自分が一番の生産者のファンでありたい。お客さんと一緒に野菜を味わいたい。』
■振り売り角谷香織さん
https://www.youtube.com/watch?v=9N8H70P9K9A
■2月11日(金・祝日)は、小田原上曽我の柏木圭介さん宅にてChojiさんの『春待ちコンサート』を開催します。午後1時開演です。冒頭に民話の語りを演じさせていただきます。こちらにも、ぜひお出かけ下さい。
■旭区若葉台の茶堂
お茶と民話・十三夜の夕べ
https://youtu.be/Le__JBjdx60
2022年からは、日本茶インストラクター、井上香織さんと提携して本格的にお茶コーナーを野菜市につくります。有機栽培のお茶、和紅茶など、ぜひお楽しみ下さい。
新型コロナウイルスは、子どもたちから、成長のために必要な、かけがえのない一日一日を奪いました。高齢者からも、安心して交流できる場が失われています。「はまどま」が、地域の皆様の居場所としてお役に立つことはできないものかと思います。
新年が、皆様にとって良い年になることを心よりお祈り申し上げます。
三好 豊(みよしゆたか)
1954年に生まれ父親の転勤により各地で育ちました。 1975年10月、杉並区阿佐ヶ谷南の劇団展望に入団。1982年退団して横浜に戻り演劇活動に参加してきました。1987年5月、(有)神奈川農畜産物供給センターに入職し、県内各地、各部門の生産者に指導を受けることができました。2004年に退職し「神奈川・緑の劇場」と称して県内生産者限定の野菜の移動販売を始めました。NPO法人よこはま里山研究所・NORAの支援はたいへんに大きく、これからも都市の暮らしに里山を活かす活動の一環として生産者との関わりを大切にしたいと考えています。また(株)ファボリとその仲間たちとの繋がりには、心躍るものが生まれています。