第25回 後ろ姿もいじらしい梅の花。花は葉っぱの進化形なのですか!

2019.2.26
映像の持つ力

やっと咲いたよ白梅の花

(初めて咲いた梅の花)

ベランダの白梅、種まきから5年ほど。毎年いつ咲くのかな~(?_?)?と気を長ーくして待った甲斐があり、今年この一輪がやっと咲いたのです!!。

(1週間しない内に続々咲き始めた)

白梅の花、正面も可憐ですが、後ろ姿もいじらしいじゃないですか。紅梅色した萼(がく)まで梅の花みたいに咲いてる!!。

 

初めに咲いた花はもう花びら一枚になりました。うーむ花びらが落ちても、萼が梅花みたい。何て健気なのでしょう!!

 

花は葉っぱの進化

そうそう、この梅の花。葉っぱが進化したものだと!?

全国農村教育協会の本「写真で見る植物用語」(岩瀬徹・大野啓一/著)によると、被子植物の花は短縮したシュート(茎と葉のセット部)の上端から出来ている。

「写真で見る植物用語」全国農村教育協会ホームページはこちら

わたしの理解ですが平たく言うと、枝の先端部の葉っぱ群が、この葉は萼(がく)片に、これは花弁に、雄しべに、枝の先の葉っぱの集まったものが子房になり雌しべになる・・。

これらの部位を上手に畳み一つの蕾に収納しているのですから、どんな構造なのでしょう、どんな情報が入っているの?疑問がわきます。連綿と続く命の営みを重ね進化する。なんて気の長い作業なのでしょう。

 

春の畑、ノラ仕事の楽しみ、梅見会

畑の果樹は季節を教えてくれますね。畑のノラ仕事はいつも季節を追う作業。梅が春を知らせてくれますが、まだまだ日が落ちれば寒い。そんな時のご褒美は梅の木から差し込む夕日の中で梅見会。

かまどのない畑でお助けがアルコールランプが熱源のポット「アルポット」。屋外でもお湯が沸かせ、あったかーいお茶が作れます。ありがたい!震災でも役立ったと聞きましたヨ。

こちらはモグラの跡。三年ぐらい前からやってきてくれたもぐらさん。うちの畑のトラクター。粘土質の固い土をふかふかに耕してくれます。今年は何だか増えてます。食物事情が変わったのかな。みみずも太くなったし、きっとモグラの数も増えたのね。ありがとう!!

(中川美帆)

 

映像の持つ力