のらぼう菜と豚肉の中華風チャンプルー~31杯目
2019.2.24神奈川野菜で大盛りNORAご飯
お立ち寄りいただき、ありがとうございます。NORAアート部&胃袋部のカツノマサミです。
春って、聞いただけで心も体もウキウキします。春が夏になる!夏が秋になる!秋が冬になる!…の100万倍くらいウキウキします。
NORA野菜市にも、2月中ごろから菜花やフキノトウ(早速、ばっけ味噌や天ぷらにして頂きました♪)などが出てきて、目も心もお腹もウキウキです♪
そんなウキウキする中で選んだ今回の神奈川野菜はのらぼう菜です!(NORA野菜市ののらぼう菜は中井町の山口隆資さんの作物です。)
のらぼう菜は、江戸時代の初期にはすでに各地で栽培されていたそうで、耐寒性にすぐれ、天明、天保の大飢饉のときに人々を飢餓から救った救世主!なのだとか!すごいな!のらぼう菜!!
そして気になる「のらぼう菜」という名前の由来…。(東京地球農園さんのサイトより)
江戸時代、やせたこの地の農民は何年もかけてアブラナを改良しこの地に合った春菜を作った。ある日、代官が検分に来ることになった。村人は年貢が上がるのを恐れて寺の坊さんに相談に行った。坊さんは農民に知恵を授けた。検分当日、代官は聞いた。「あの畑に植えてある菜は何という名前だ?」農民は答えた「野良で坊さんがボーと立っているような何の役にも立たない草でございます!」こうして年貢を逃れたこの野菜の名を「野良坊菜」と呼ぶようになった。
…そうです!!ほーーーーーーー。
のらぼう菜はアブラナ科の一種で、でも苦味も少なくて寒さに強く栄養価も高い…美肌効果も高く免疫力も強化できる優れもの!カリウムも多く含まれるから、血圧が高い人、塩分が気になる人、むくみが出る人にはベスト!!カルシウムも多く含むので、大人から子どもまでたくさん食べましょう!!(カルシウムを効率的に摂るには、ビタミンCと一緒に取るといいので、例えば柏木さんのレモンで汁をつくり、お醤油をちょびっと加えてレモン醤油にして、茹でたのらぼう菜にかけてもいいですね!)
という訳で今回のお料理はのらぼう菜と豚肉の中華風チャンプルーです!
【材料…たっぷり4人分】
のらぼう菜1束、豚バラ肉200g、ニンジン1/3本、長ねぎ1本、豆腐(木綿)1丁、玉子2個、桃屋のザーサイ1瓶、【合わせ調味料】醤油・オイスターソース・酒各大さじ1、【豚肉用】酒大さじ1、片栗粉大さじ2、しおこしょう、ごまあぶら
【写真の上段、左上から①→②→③、真ん中④→⑤→⑥、下段⑦→⑧→⑨】
①こちらが「のらぼう菜」。大根葉のような、菜花のような。根元がかなりしっかりしています。
②固そうなところは軽く茹でます。4センチ長さくらいかな。本当にサッと!!柔らかい部分も切りそろえておきます。
③卵はふんわり、炒り卵に。
④ニンジンは千切りに、長ねぎは斜め薄切りに、お肉は3センチ幅くらいに切り、ビニールに入れて分量外のお酒を大さじ1くらい入れてモミモミ。お酒を吸ったら片栗粉投入。全体に粉が渡るように丁寧にーーー。
⑤更なるボリュームアップのためにお豆腐も入れちゃう!木綿豆腐を水切りしてもいいのですが、最近のお気に入りはコレ!「堅とうふ」。最近、色々なスーパーに置いてあります。とにかく堅くて重い!水分もほぼ抜けているから、水切りしないでそのまま使ってもオッケー!それか、沖縄の「島とうふ」(これも最近豆腐売り場にあります)とか、厚揚げでも!
⑥フライパンを温め、まずはお肉投入!片面焼けたら裏かえして、端の方にニンジンを入れ炒めます。
⑦ここからは時間勝負!野菜をなんとなく堅そうなのから投入!ザーサイも!卵も!ぜーはーぜーはー!!(;^_^A アセアセ・・・
⑧そして豆腐!を大き目にちぎっては入れ、ちぎっては入れ!全体をザザッとあおり、野菜の歯ごたえが残るくらいまで炒めて、併せておいた調味料を入れてさらにフライパンをあおる!味を見て…塩が足りないようならパパッと(ザーサイの塩気で、塩はなくても平気なくらいです)。こしょうは多めが美味しいです!最後にクルリと胡麻油を。上にさらに鰹節をガバッと乗せても!!
⑨ぜーはーぜーは―…出来ました!うちの献立は日々、こんな感じ…や、うそです…仕事に追われてるときは、食パンを袋から出してかじる日もあります。
そんな日もあるから、日々の時間のあるときは野菜たっぷり食べています!三好さん、生産者の皆さん、本当にいつもありがとうございますm(__)m
さぁ!来月もウマい野菜を大盛り食べましょうねーーー!
(かっちゃん)