第116回 DenTSSH

2018.4.29
いしだのおじさんの田園都市生活

「シェア」を求めている。
コトバとして、思想として、ふるまいとして、、、
何かを分かち合いたい、のだろう。
いっしょに楽しみたい、のだろうか。

ズッと、そうだった。
子どものころからの性分。
いろんなものをシェアしたい。
ご飯のおかず、酒のツマミ、その時間、
野良仕事の愉しみ、緑、人、街への思い。
そして、田園都市生活。

耕して、野良で育つものと共にあり、
土の上に立ち、泥にハマる。
人間も光合成。
水と土とみどりの恵みをシェア。

農的・自給的な暮らし。
畑で、田んぼで、共に額に汗、する。
そして、プシュッ。
木を伐り、割り、乾かし、冬を待つ。
芋を、ピザを、ストーブで焼き、
火を囲んで、身と心で暖をシェア。
豆を煮、味噌にする。

そんな暮らし方を求めて、
そんな日常を創る仲間を求めて、
集える場を提案する。

田園都市生活シェアハウス。
本日、2018年4月30日完工。
これから募る。
暮らしをシェアする仲間、
ビジター?会員、
LDKで、楽しい飲み食いをシェアする仲間、
共に耕す仲間、
薪ストーブの暖をシェアする仲間、
森の活動をシェアする仲間、
(ウッドデッキのDIYも)

また、音楽やクラフトやお勉強をシェアする仲間、
そして、
私が思いつかない、思いもよらない仲間、
多様性、意外性、
農的・自給的暮らし、半農半X、
それらは地域性を持ち、社会性を持ち、時代性を持つかもしれない。
シェアするのは、地域、社会、時代なのかもしれない。

乾杯!

はい。

田園都市生活シェアハウス(仮称)を始める

薪ストーブのあるリビングルームとそれにつながるキッチンが中心。
そこは、入居者だけでなく地域に開かれたスペース。
青葉区野菜の食事会(仮称)などのイベント。

キッチンの向こうに回り込むと、こぢんまりとした和室。
にぎやかなリビングから離れて静かに過ごせる。
お客さんに泊まってもらうことも。

食品庫には仲間と耕した田畑の恵み。
米、味噌、芋などを自給し、料理・加工などを楽しむ。
ストーブ料理を工夫する愉しみ。

ウッドデッキは市内の仲間たちの森で製材された材。
施工もみんなで楽しむ。
オープンスペースとして開かれている。

庭には実のなる木や野菜。
20年以上前からあるシジュウカラの巣箱。
近隣には池のある公園やふれあいの樹林。
家が里山の中にあり、家の中に里山がある。
(里山を切り崩した住宅地に家があるのだけれど、、、)

駅まで10分、駅から15分。
駅から渋谷へ30分。
周辺にはオサレなお店もたくさん。
里山に背を向けて暮らす人たち。
生産よりも消費を快と感じる人たち。
ま、それもいいじゃん。

父が設計して建てられた家をリノベーション。
トップライトの下に40年前の梁を見せる設計に感動。
考えてくれたのは父の教え子。
父 石田頼房:http://www.ues.tmu.ac.jp/cus/ishida_archive/ishida-yorifusa01.html
設計 連健夫:http://www.muraji.jp/home/home.html

そんなこんなで、
田園都市生活シェアハウスを始めます!
よろしくお願いいたします!

 

(石田周一)

いしだのおじさんの田園都市生活