大根のなた漬け(5杯目)
2016.12.30神奈川野菜で大盛りNORAご飯
お立ちよりいただき、ありがとうございます。NORAアート部&胃袋部のカツノマサミです。
2017年!皆さま、あけましておめでとうございます。本年もお腹いっぱい!野菜をたべましょうね~(人’’▽`)
さて今回の野菜は【大根】です。
NORA野菜市では、青首大根とならんで、ずっしりと大きな、甘味と水分たっぷりな三浦大根が並びます。オールマイティな青首ちゃん、三浦ちゃんは煮崩れしにくい特性を生かして、煮るのもよし。特に水分が多いので、お正月のなますにもぴったり。瑞々しい仕上がりになります。
おろしても、煮ても、漬けてもよし!古事記のころから「すずしろ」の名で親しまれた大根。その白い肌の中には、食べ物の消化を助け、腸の動きを整える効果を持つ「酵素」を多く、その成分に含みます。
特に大根おろしにすると効果倍増!胃もたれを感じたときに食べると楽になります。あと、小さいころに風邪をひくと飲んだ「大根のハチミツ漬け」。
大根をさいのめに切って、そこにハチミツをたっぷりと。大根の水分が出てシナシナになったらそのエキスを飲みます。(シナシナ大根も、また旨し)
そう!葉っぱも使ってね!!これまた、炒めても、茹でても美味しいんだから~!葉っぱには、本体よりもビタミンCやAを多く含むんですよ。茹でてから冷凍保存もできるので、お味噌汁の具など、何か緑が欲しいな~というとき、とても便利。
ああ、なんて素晴らしい大根ちゃん!!
保存は、葉つきを買って来たら、すぐに葉は切り落としてね!葉の方に栄養がいってしまうので。白い本体は、水分が抜けてしまわないように新聞にくるんで涼しいところに、できれば立てて!保存がよいです。あとは究極…千切りににして、ザルなどで干して…切り干し大根を作るという手もあり!1つつまんで食べてみると…太陽の味がしますよ^^
買って来たら、濡れた新聞紙に包み、ビニールなどに入れて冷蔵庫へ…さらに立てて保存すると、鮮度を保てます。
では今日のメニュー…大根の「なた漬け」です。え?なた??はい、東北地方の大根の漬物なのですが、昔は「なた」を使って大根を切っていたのでこの名前がついたそうです。
では材料の準備。大根1本分、まるまる使います。
大根1本、塩1つかみ、柚子1個、甘酒1カップ、酢半カップ、砂糖半カップ、唐辛子1~2本
(1)大根は葉を取り、皮をむきます。縦半分に切り、もう一回、縦半分に切り(現在、縦に2回切っています)乱切りにしていきます。ボールに入れて、全体にザックザックと塩をまぶします。
(2)上から重石をして一晩置きます。水分がかなり出るので、ボールは深めのものを用意してね!一晩経つと全体がしんなりします。水分は捨てて、大根は洗わずにそのままで。
(3)ボールに甘酒、酢、砂糖、ぶつ切りにした柚子を入れ軽く混ぜ合わせます。
(4)そこに大根をドサッ!っと入れて、全体に混ぜます。柚子もちょっとつぶすくらいな力具合で。ここでつまみ食いしてください。ハッキリ言って、もう美味しいです(笑)
(5)混ぜた瞬間、出来上がり!ですが、数日経っても美味しいです。保存は冷蔵庫ですが、大根からさらに水分が出るので、タッパに入れるか、ジップロックに入れて(その場合は倒れないようにね!)。
ポイントは…まず、甘酒。私は瀬谷の川口糀店さんの糀とお水だけで、ヨーグルティアで甘酒を作っています。市販の甘酒でも大丈夫ですが、薄めて飲むタイプの濃い甘酒の方がこの漬物は美味しいです。そのまま飲むタイプの甘酒の場合は、全体の味を見ながら味をつけてくださいね。
べったら漬けな感じで、箸が止まりません~!!←実はべったら漬けはちょっと苦手だけど、これは大好き!
今年も旨い野菜を大盛りで食べましょうね!(人’’▽`)