第186回 片付け収穫

2024.2.29
いしだのおじさんの田園都市生活

畑の3月は忙しい。
種まき、は、カボチャ、ズッキーニ、大根、葉物いろいろ。
植え付け、は、ジャガイモ、ネギ、里芋。
8区画に分けている畑の5区画に大事な作業がある。

葉物いろいろは、どうしよう、、、
去年は、小松菜、蕪、ルッコラだった。
と、記憶している。
思った以上にいいものができたけど、
でき過ぎて、後半には巨大化して最後に処分するのが大変だった。
適量を考えたいが、結局、現場合わせになるんだろうな。

そんな、ワクワクとソワソワの3月がやってくる。
しかし、その3月目前であるが、準備がかなり遅れてしまっている。
ヤバい。

今日は、片付け収穫をした。
秋から冬の野菜がよくできた。
ブロッコリー、白菜、大根、キャベツ、ネギ、イモ類。
よく食べたし、人にも差し上げたし、豊かで、幸せだった。
それらの取り尽くされていないものが、まだ、畑に残っている。
しかし、もう2週間後にはネギの苗が来るし、
ジャガイモだってそろそろ植え付けたいのに、
その予定地にまだ、最後のブロッコリー、白菜、大根が残っている。
ブロッコリーなどは大きく育ったので、収穫後に残った茎も大きい。
残っている脇芽を収穫して、アナッポリしてある溝に、その茎と根を放り投げた。
そこに、落ち葉をかけて、いっしょに埋め戻す。
そのあと、トラクター耕耘のときに引っかからないか心配しながら、、、

生育がイマイチで残っている野菜もある。
ホウレン草、パクチー、ノラボウ菜など。
今日、やっと大きくなってきたホウレン草を収穫。
小さいものがまだまだ残っているが、どうしようかなぁ。
チマチマと収穫して食べるか?
ポパイの食べている缶詰のやつみたいになるかな?
その手間がかけられないときは、そのまま耕してしまうか?
パクチー、ノラボウ菜は、植え替えもデキナイコトナイので、、、チャレンジするか?
やはり、耕してしまうか?

そんなこんなで、
片付け収穫、って、大事だな、と、思いながらの一日だった。
ポケットから、ジャックジョンソンのイマジンが流れたりしていた。
(MAKE SOME NOISE:THE CAMPAIGN TO SAVE DARFUR)
次の野菜のために、
片付く、、、
人間の世界も、
次の人たちのために、
片付く、って、大事かも、ですね。
いや、楢山節考じゃないですよ、ご隠居さん、です。

いや、さて、
明後日はもうトラクターの予定なので、、、
どういう片付けになるかは、これも現場合わせだな。
ゲンバアワセ、って、けっこう楽しいから、楽しみ。

肥料をまいて、トラクターかけて、
いっきに景色が変わるだろうなぁ。
楽しみだなぁ。
ゆっくり楽しもう。

しかし、先月も書いたが、
サードプレイスである畑をファーストにしている現状、
って、ドウナンダロウ?
か?
ファームファースト、って、
洒落だろうか?

そして、一人でいる時間。
言い替えれば、一人になれる時間。
これも、いいようで、やっぱり、ドウナンダロウ、かも、、、
基本的には変えたくない大事な瞬間ですけどね。

これから始まる新年度は、
この畑にもう少しソーシャルな意味を持たせたい、
かな?
子どもたちにカンパして、食べてもらって、
芋掘りに来てもらって、
野菜や土に触れてもらう。
そんなことが、今までも、少しあるけど、
もう一歩進みたいかな、と、思う。
具体的に考えよう。

その手前に、
いっしょに畑に立つ仲間を求めようかな、とも思っている。
月に一回の畑の日?

(どうでしょうかSさん、石田周一)