横浜でも屈指の桜の名所、大岡川プロムナードにほど近く『はまどま』はある。毎年の「桜まつり」では、町内有志が提供したボンボリに灯がともり、数多くの屋台が並び、地元はもちろん、遠方からの花見客でにぎわい、屋形舟も運航される。桜まつり期間中は、『はまどま』でも連日酒盛りをしてみたい、と思うほどだ。気の合う仲間と、うまい酒、うまい肴、心を酔わす満開の桜。【南区の花は桜】

「はまどま」での様々な企画に食事とお酒の二次会を!

ワークショップに、二次会を設けてみた。「おいしい食事とお酒の席を用意しまーす。」と案内したら参加者が増えた。そして、とても楽しかった。またやりたいと思った。

「はまどま」やNORAの企画にお誘いしたい人たちが大勢いる。

そんなある若い母親が「酒」のキーワードにはじけた！子ども向けの、例えば「お話の会～はまどま劇場～」などには、あんまり興味をしめしてくれなかったけれど、「美味しいお酒の飲み比べ、やってみたいんですが」と言ったら、「いいですね！ぜひ参加したいです!誘って下さい!」と。聞けば、子どもは近くの公園でも充分満足できていますから、って。

母親がリラックスできる「場」と「仲間」が大切、ということか?

「はまどま」では、「なにがあっても、飯だけは腹いっぱい食う!」という心意気で、釜飯仲間が広がってきた。そして、仲間が集えばうまい酒を飲みたい。

はまどまでの食事会で、出会ってまもない仲間が「さくらテラス」にいくという。釜飯仲間が運営する「めぐカフェ」が「さくらテラス」を期間限定(4月8日㈰まで)で催すことになったのだ。桜の花を堪能しながら、さくらマフィン、さくらハーブティー、野菜スープランチをテラスで、という趣向。大岡川プロムナードの一角に、めぐカフェのある「フォーラム南太田」がある。これは「フォーラム南太田」のスタッフの心意気を感じる企画だ。なにしろ、年度末、年度初めにまたがる企画なのだ。しかも、桜がいつ咲くのか?天気はどうなるのか?やってみなければわからないことが多い。それでも、地域に根差した活動拠点として「場」を育てたいとの思いが周囲を説得し、やがて力を合わせ、心をつなぐ取り組みを興していく。地域の人々がみな楽しみにしている桜の季節ならではの企画だ。この機会を逃したら、また来年の桜の季節をまたなければならない。

その「さくらテラス」に、出会ったばかりの”釜飯仲間”が、訪ねに行ってくれるという。

「一つ一つはささやかなことでも、それが集まり大きな力になっていくと”はまどま”に集う人たちは考えているんだなって思ったし、私もそう考えている。」

嬉しい。嬉しい出会いの連鎖を大切にしよう。

(おもろ童子)

【さくらテラス】
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