神奈川・緑の劇場 vol.55

2026.2.27
神奈川・緑の劇場

神奈川・緑の劇場

=暮らしに寄り添う「食べもの通信」=広告をとらずに創刊56年・私は購読40年・NORA横浜読者会は7年目に入りました!

購読40年、と言うのははばかられる話です。私が入職した神奈川農畜産物供給センターが事務局となって地産地消の産直運動を進めた生産者と消費者が手をつなぐ会で食べもの通信を共同購入し、私も何十冊かのうちの一冊を購入したのです。購読歴と言うよりも購買歴と言った方が正確かもしれませんけれど、食べもの通信の発刊の趣旨に賛同し応援したい気持ちはありました。

さらに読者会を開きたいと願ってきました。そして念願叶って藤沢市の仲間の応援を得てついに読者会を立ち上げました。10人以上の若いお母さんたちと、地産地消の食材で昼食を作り、公民館で囲んだ席には水産物の産直団体の職員や石けんメーカーの社長にゲスト参加していただくなど賑やかな読者会になりました。ですが頑張り過ぎだったか5~6回続けたところで中断してしまいました。

次に読者会を開くチャンスがやってきたのは横浜の産直団体の事務局をかつて担い、本のネット販売や小箱ショップ、小さな本屋さんの経験を持つYさんとの出会いでした。神奈川・緑の劇場と名乗って地産地消の移動販売をしながら食べもの通信の購読をお客様に勧めていました。Yさんも購読してくれて、読者会をやりたいと相談したら賛同してくれました。

大勢集まらなくても二人だけでも続けたい、と「はまどま」を会場に始めたのです。2019年12月でした。そして懲りもせず、食べもの通信に掲載のレシピを参考に今度は夕食を用意したのです。どこまでも地産地消の食材でみんなで食卓を囲むことにこだわりました。読者会仲間も4人5人と増えて行きましたがすぐに襲ってきたのがコロナ禍でした。

読者会は何回かの中断を経てリモート開催とはまどまでのリアル参加というかたちで再開しましたが、リモートホストをYさんが担ってくれてスムーズに始められました。

NORA横浜読者会は7年目に入りました。今ではほとんどリモート開催となり食事を囲むことはできなくなりましたが、食べもの通信の内容にみんなの意識を集中できるようです。

40年も購読を続けていてもせっかくの情報も暮らしに活かし根付かせるには 道のりは遠いのですが、読者会で意見や感想を出し合い経験を分かち合うことでより理解が深まるようです。

最近は「読者のひろば=私もひと言」欄が内容が濃くて全国からの 声がさながら紙面読者会のようで楽しみです。

最新三月号では=原発事故から15年=原発再稼働の危険性・原発に頼らない電源のあり方・原発事故被害者、甲状腺がんの子どもたち・原発事故が失わせた人のつながりを取り戻す場所、などが特集されています。いずれも大手メディアがほとんど取り上げなくなっていることです。

私の大叔父は広島で被爆しました。通勤途中の橋の上で自転車に乗っていて吹き飛ばされました。被爆した体で被爆者の手当てにあたる様子の写真がよく紹介されることがあります。戦後八十九歳で亡くなりました。大叔父は原子力の平和利用は必要だという科学者でした。ただし、被爆治療の確立と使用済み核燃料の安全な処理方法の確立が条件でした。そうてなければ核を利用してはならないと大叔父の著書『ある被爆医師の証言』に表しています。

★食べもの通信読者会
2026年第72回3月9日月曜日
午後7時~9時
リモートで開催します。はまどまでのリアル参加をご希望の方はお知らせ下さい。
食べもの通信の3月号をテキストにします。購読がまだ、間に合わない方でも気軽にご参加ください。
初回お試し参加は無料。1回500円。6回分前納2000円。はまどま運営協力費としてお願いします。

特集1は〝「酵素」は命の源・現代人の酵素不足を補う=酵素って何?暴飲暴食・睡眠不足で酵素ロス=
特集2は原発事故から15年再稼働のリスクとエネルギーのあり方を考える=原発再稼働はなぜ危険か・原発に頼らない電源のあり方を考える=
巻頭インタビューは、社会福祉活動家赤石千衣子さんに聞く
購読の合わせは『食べもの通信社』03-3518-0623にお問い合わせください。

※食べもの通信のサイトはこちらから→★★

(2026年2月26日記三好豊)

・京都で振り売り(伝統的な農産物の移動販売)をする角谷香織さん→★★
・日本の農産物流通に3つの提案 神奈川野菜を届けて36年 三好 豊→■■三好 豊(みよしゆたか)

“50年未来づくりプロジェクト”を提唱します。
“もりびと”が木を植えて育てるように、子どもたちが社会の真ん中で活躍する時代のために、今日できることを一つずつ。老いも若きも一緒になって50年のちの日本の景色を想い描きたい。
1954年に生まれ父親の転勤により各地で育ちました。 1975年10月、杉並区阿佐ヶ谷南の劇団展望に入団。1982年退団して横浜に戻り演劇活動に参加してきました。1987年5月、(有)神奈川農畜産物供給センターに入職し、県内各地、各部門の生産者に指導を受けることができました。2004年に退職し「神奈川・緑の劇場」と称して県内生産者限定の野菜の移動販売を始めました(現在終了)。NPO法人よこはま里山研究所・NORAの支援はたいへんに大きく、これからも都市の暮らしに里山を活かす活動の一環として生産者との関わりを大切にしたいと考えています。また(株)ファボリとその仲間たちとの繋がりには、心躍るものが生まれています。