釜飯仲間

第37回 釜飯仲間・おこげのお話

2011.11.28
神奈川・緑の劇場

11月。

秋の気候も変わってしまって、歩みが遅い冬の訪れ。初旬は薄着で過ごせる日もあって。「20年前は防寒着、着てたよね?息が白かったよね?」「そうそう!」って、中高年はついついうなづき合って、あったかいのは楽なんだけど、と思ったりする。

月末になっても、エフエム横浜の街角レポーター、藤田君は「ワタクシ、準備だけはしていますが、今日もまだモモヒキを履くほどではないかなと・・・」なんて、京浜急行の駅前からレポートしている。外仕事の人も暖かいのは助かる。

27日は「酉の市・三の酉」。

横浜・伊勢佐木町商店街と並行して、かつては川が流れていて、今は埋められて市営地下鉄が下を通り、上は大通り公園になっている。その川にかかっていた橋の名前を残す横浜橋商店街http://www.yokohamabashi.com/は、81年目の”市民の胃袋”。歌丸師匠馴染みの町。そして、この町には、大鷲神社があって、横浜橋商店街と並行する通りに屋台が並んで、人、人、人の波。その人々の頭の上に掲げられ、でっかい熊手がゆらりゆらゆら、揺れながら進んでいく。

この夜、ひょんなことから、釜飯仲間が大通り公園の交番前に集合!独特の雰囲気、独特の味、やっと、少しだけ底冷えする感覚が年の暮れの風情を演出してくれて、初めて来たよっ!て仲間も大満足。家族や、さらに友人親子にも出会えて。いろいろあったこの一年、残りわずかな兎年を健やかに過ごせますように!

計画的に集うのもいいけれど、だれかが「この指とまれ!」で集まって、その先には、おいしいお酒とちょっとした肴があれば、って和めるのも「地元」の良さ。

11月。

1年一度の行事になった、6日の「伊勢佐木町地モノ市」の前日準備・当日スタッフに集ってくれた人たち10名弱は、初めてNORAを知って、来てくれた人も含め、お互いが初めまして!夢中だったけど、今思い返すと、すごいよね!

あの日も、ささやかなお鍋をみんなで囲めて良かったとつくづく思うのです。あらためて、皆さん!ありがとう!

竹細工・パッチワーク・セルフケア・朗読の夕べ・野を描く・神奈川野菜の食事会・NORA野菜市・・・。「はまどま」に集う人たちが緩やかに気軽に繋がって、それぞれの生き方、暮らしに「はまどま」と、その仲間たちがお互いに元気を与え会えればと。

「はまどま」は、まだわずか4年目だけど、ごくごく初期に集った仲間たちは、自分の道を切り拓き遠くで暮らすようになったり、新しい家族ができたり、「はまどま」に来られなくなった人も大勢います。一方で、毎月のように、新しい出会いがあって、笑顔があって。

12月は、Chojiの年末恒例ライブ(18日)、南区の光のプロムナード竹灯籠販売とスタッフ参加(17/18日)1月はNORAの10周年企画(22日)。その合間を縫って、みかんの収穫作業、「梅の里バーベキューをやろう!」の声も上がって。

どこまでも、いつまでも、楽しい出会いを求め続けたいと願うのでありました。

※Chojiさんのサイト
http://choji.jp/schedule.html

※ライブスケジュール
http://choji.jp/schedule.html

(おもろ童子)