神奈川・緑の劇場 vol.39
2024.9.30神奈川・緑の劇場
日本も世界もいよいよ、世の中が激しく移り変わろうとしている、と私は感じます。
気候危機をはじめとする天変地異に対して、世界は力を合わせなければならない時に、相も変わらず私利私欲、利害打算にまみれ、戦火は広がる一方です。
日本では店頭から米が消え、新米は高値となり、生鮮農産物が高騰しても、低所得層から飢餓が現実となっていることにはまだ世の中は鈍感です。
食糧危機とは富裕層、支配層には無縁なので、例えば全国に9000箇所にも広がった子ども食堂にさえ、「そんな食べられない子どもがいるなんて信じられない。」と言うのが、中間層の意識レベルです。
我が身に降りかからない限り、貧困層が声をあげない限り、飢餓は広がり続けます。
50年後か100年後か、日本列島では、米づくりが人々を救います。里山をはぐくむ暮らし方に未来があります。諦めずに訴え続けなければなりません。
(2024年9月29日記三好豊)
・京都で振り売り(伝統的な農産物の移動販売)をする角谷香織さん→★★
・日本の農産物流通に3つの提案 神奈川野菜を届けて36年 三好 豊→■■三好 豊(みよしゆたか)
“50年未来づくりプロジェクト”を提唱します。
“もりびと”が木を植えて育てるように、子どもたちが社会の真ん中で活躍する時代のために、今日できることを一つずつ。老いも若きも一緒になって50年のちの日本の景色を想い描きたい。
1954年に生まれ父親の転勤により各地で育ちました。 1975年10月、杉並区阿佐ヶ谷南の劇団展望に入団。1982年退団して横浜に戻り演劇活動に参加してきました。1987年5月、(有)神奈川農畜産物供給センターに入職し、県内各地、各部門の生産者に指導を受けることができました。2004年に退職し「神奈川・緑の劇場」と称して県内生産者限定の野菜の移動販売を始めました(現在終了)。NPO法人よこはま里山研究所・NORAの支援はたいへんに大きく、これからも都市の暮らしに里山を活かす活動の一環として生産者との関わりを大切にしたいと考えています。また(株)ファボリとその仲間たちとの繋がりには、心躍るものが生まれています。