釜飯仲間

第31回 釜飯仲間・おこげのお話

2011.5.31
神奈川・緑の劇場

『はまどま』として、NORAの事務所を運営するようになって、丸々3年!早くもあり、まだ3年?中身はけっこう詰まっていた3年。6月から4年目。皆様のご支援があればこそ!感謝!深謝!ありがとうございます!

この3年間、『里山の入り口=はまどま』としての機能は果たすことができたかな?様々な活動に積極的に参加した人ほど、大いに役立っているに違いない!でも、通りすぎていった人たちでも、NORAの仲間との出会いが、自らの人生に決断や勇気をもたらしたこともあったと思うのです。そんなきっかけづくりも、『はまどま』の役割なのだと思います。

NORAの様々なプロジェクトとの連携によって、『はまどま』は、入り口にもなるし、集い交流する場、学びあう場、具体的な作業の場・・・『はまどま』の役割は参加する人の数だけ、思いの強さだけ、その可能性を広げていきます。

NORAの活動分野が広いのは、「里山」の懐の深さの現われです。私たちの暮らしの様々なところに「里山」とのつながりをもつことができるのです。

5月、一年でもっとも鮮やかな緑が目にしみる季節、はなやかな花々に彩られる季節を待っていたかのように、新鮮な風が『はまどま』に吹き込みました。新しい企画を始めることができたのです。それも2つ。

《身近な薬草で、セルフケアワークショップ》

「里山の恵み」とも言える薬草や、季節の作物を使って、日本人が伝承してきた、そして戦後途絶えてしまった暮らしの知恵を、あらためて掘り起こし次世代に伝えていきたい。『はまどま』に集う人々、NORAの仲間づくりに役立てたい.。NORAに入会して、企画を主宰してくれたさとうむつみさん。第1回は5月28日に開催。新しい仲間は、さらに新しい仲間の輪を広げてくれました。

※6月18日にも梅シロップを作るワークショップを開催!
https://nora-yokohama.org/news/pj_kokuchi/post_320.html

≪はまどま・朗読の夕べ≫

5月29日日曜日に第1回を催しました。

ゆったりと食事と飲み物を召し上がれ!そして「朗読」を聴く時間を、まったり楽しんでいただく・・・。食事は、神奈川県内産、生産者が明らかな食材、壁には、勝野真美の書画作品。食事のときの音楽はChoji. 竹細工・竹灯篭はそのまま「舞台」の雰囲気を盛り上げます。主宰は、NORA理事の三好 豊。

『はまどま』運営委員たちの強い後押しも開催にこぎつけた大きな要因です。

「朗読」とは名付けましたが、出演者を募り、ジャンルは、紙芝居や、絵本の読み聞かせ、語りや寸劇・・・。演じるのが可能なものならば、良いのではないかと思っています。

今回、初めて『はまどま』に来てくれた方から、さっそく、次回に出演の希望をいただきました。楽しみです。

NORAの運営も厳しく、『はまどま』の維持も容易ではありません。が、これからの時代、同時代に生きる一人一人のために、ますます必要とされる存在になれればと思います。それはまた、次世代へ受け渡したい何かを生み出し続けると信じています。

乞う! 引き続きのご支援を!

《おもろ童子》