第32回 釜飯仲間・おこげのお話
2011.7.1神奈川・緑の劇場
幼い子どもたちはもちろん、若者たちにだって、何の罪があると言うのでしょう。
これから先、何十年も、姿の見えない恐怖と戦い続けなければならないのです。身近にも神奈川から西日本に避難する0歳児の両親。新しい土地での暮らし。でも、【避難して、おしまい】にはなりません。
一方で、福島第1原発で働いていた青年が、神奈川県の知人宅に身を寄せています。彼もこれから先の人生を築きなおさなければなりません。
ジワジワと神奈川、横浜での暮らしも3.11以降の影響が広がっています。
「はまどま」は里山の入り口を目指しています。
里山が多くの人にとって居心地の良いところになるようにと願い、「はまどま」も、ささやかでも誰かにとって居心地の良いところであればと活動しています。
そんな日々の積み重ねも、これから続けていく、続けられる限り続けていく。
そう、今は、続けられることに感謝しなければなりません。(2011.6.28 記)
(おもろ童子)