第30回 釜飯仲間・おこげのお話
2011.4.30神奈川・緑の劇場
=釜飯仲間の輪と和が支えるNORA舞台=
「自分に何ができる?」
「精一杯やればいいんだよ」
「今、何をしたらいいの?」
「精一杯やればいいんだよ」
「今までやってきたこと、これからも続けていていいの?」
「精一杯やればいいんだよ」
あっという間の2ヶ月目が、やってくる。
神奈川野菜の食事会は、丸々5年に近く、今月で54回目。みんなの笑顔に手を引かれ、四季折々の神奈川の作物と、生産者の心に背中を押されて続けている。そして、なによりも『NORAというステージ』があればこそ。
『NORAというステージ』は、参加する一人ひとりの意識の中で形象が結ばれる。意識という手を離せば消えてしまう。でも『誰か』が意識し続けてくれていれば、すぐに再生可能。そして誰もが立てる、元気になれる。
『誰か』は、一人でも多いほうが心強い。多様な『誰か』が集まったほうが豊かだし、見渡せる世界も広くなる。
すでに、延べ1000人を超える、楽しくて、謙虚で、心優しい、でもかたくななところもある釜飯仲間たち。
(※【この場だけのニックネーム】)
【永遠の美しきチャレンジャー】は、近ごろ竹細工に挑み、竹林にも出かけ、【笑顔のこけし人形】も、日常に里山との関わりを求め、暮らしのリズムを作り出す。
【スパイスのきいたミルクティ】や【ヨコハマのジャンヌダルク】は、反原発のデモに参加した。そして、心無い、悲しいヤジを浴びせられもした。
【1年中、空に向かって咲くヒマワリ】からは野外食事会の、【エコの森のネコ型番人】からは、被災地の人々との心をつなぐ取り組みを、【いつもニコニコ・町の布袋様】や【町の肝っ玉ママ】たちも「集いの場・被災地支援の場」を企画した。
【笑顔を器に盛る芸術家】や【鎌倉野菜の伝道師】も、ますます笑顔のネットワークを「はまどま」と繋いでいるし、【ほっとするスープでハートの湯気をつくる人】も加わった。
そして【里山の恵みを活かすビーナス】や【里山の恵みを活かすロダン】たちが現れて・・・。
さらにさらに『NORAというステージ』が楽しくなりそう。
(2011年4月30日 おもろ童子)