第27回 てんとう虫がやってきて、いよいよ田植えの準備!

2019.5.1
映像の持つ力

花粉を運んでくれるてんとう虫

春ですね。四月の畑は日を追うごとに、ぐんぐんと草が生い茂り、実をつけた果樹がふくらみ始めています。虫の動きは、てんとう虫が大忙し。果樹を見上げると葉っぱにころころ。畑をのぞきこむと、赤地に黒い紋のてんとう虫がここそこに居る。お花みたいでかわいい。

うれしいなぁ、てんとう虫が来てくれて。アブラムシを食べているのかな。ベランダにはてんとう虫が来ないから、梅の若芽はアブラムシでいっぱい。そして大事な花粉を運んでくれますね。

いちごとワラ囲いをしたサヤエンドウ

まるで亜熱帯? 繁茂するフェアリーベッチ

繁茂(はんも)ー 草木が生い茂ること。奄美に訪れたとき、森はもちろん、植え込み、お庭、畑、駐車場、土のあるところ、どの草木も元気、元気。自然と「繁茂」ってこれかーと、言葉が浮かび亜熱帯の生命力を感じました。

こちら川越の畑も、「繁茂」がぴったり、どこもかしこも生い茂り始めています。こちら・・果樹なんですが、ほぼ草ですよね?(=^ェ^=)。草の名前はフェアリーベッチ、勢いが旺盛ですっかり覆われてしまいました。

草むら?

梅の木でした。実っています。

こちら、赤ネギの畝なんですが・・(^_^;)

この四月は、季節外れの雪の日や、猛暑日にあたる気温28度の日もあり、体がどうにかなりそう。それでもこうして自然に目を移すと確かに季節や生き物は次に向かい動き始めていますね。

草を刈った後の赤ネギ。お日様、風通し、水分、良し!。

ベランダのマスカットベリーAも実をつけました。

ポポ、今年は実がなるかしら・・

ユスラウメ(梅桃)

ノラしごとは土木作業

田んぼは、いよいよ田植えの準備!!。種まきに苗代づくり。田んぼは水を貯める容器。水の通り道、溝をきれいにします。ひたすら泥さらい、ほんと、食べ物を作るって土木作業から始まりますねー。

角もていねいに泥さらい

うんしょ。
田にあげた泥を踏み固めたり、高低差がないように土を盛り調整。

田んぼの脇に寄せたマコモ。自生です。

里芋も植え付け。今年も育つかな。はい、芋が育つには夏の草刈りをマメにすること。夏の日差し、今年はどうなるかしら。

四月に植えたこの里芋。稲刈りが終わり田仕事を終える年末の芋鍋用。12月だから外は寒いのだけど、ノラ仕事の仲間たちとワイワイ食べる芋鍋。どうしてだか美味しーいね。U^ェ^U

田んぼや畑。自分の区画を世話するだけじゃなく、仲間との、地域の共同作業があり一緒に汗して成り立ちます。むかしだと、共同作業のあとの楽しみは、ござ敷いて一緒にお弁当かな。今は各自に合わせて食べられるようにお持ち帰りセットが配られるのが主流でしょうか。

労をねぎらい合える関係、そんな時間があること、ありがたいなぁ。楽しみに一年の田植えはじめよう!

(4月30日 中川美帆)

里山の恵み・伝統文化に出会う上映会
5月27日(月)19時から。秩父特集!

ちょっと昔の日本を一緒に観ませんか!。「はまどまシアター里山の恵み、伝統文化に出会う上映会。」NORAと郷土映像ラボラトリーの共催で行なっています。

「秩父の通過儀礼(3) -若衆組と竜勢-」1981年50分
撮影地:埼玉県秩父都皆野町立沢・吉田町下吉田

「秩父の通過儀礼(1)−-安産祈願から帯解きまで-」1979年45分
撮影地:長瀞町井戸/皆野町三沢,藤原,立沢/吉田町下吉田

三好さんの神奈川お野菜のご飯も付きますよ!詳しくはNORA上映会のページをご覧くださいね。

▷ 5/27(月) NORA上映会の詳細ページ

NORA上映会の都合が合わない方は、郷土映像ラボラトリーでは、東京・川崎でも上映会を行っていますので、郷土映像ラボFBを参照くださいね。みなさまのご参加をお待ちしています!
▷ 郷土映像ラボ上映会のページ

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