第21回 竹からつくる縄

2018.11.1
映像の持つ力

 

今年の柿はどうですか?せんじつ東秩父にへ行きました。
車で通り過ぎる家々では、屋敷の庭や畑に柿の木があり
枝々に実をつけています。
柿は、本州・秋の里山の風物詩ですね。

こうした家に近い場所にある果樹は人が植えたり、
果実を食べた鳥がフンを落として広げたもの。
果樹は一年を通して季節の移りかわりを目でも楽しませてくれますね。

さて、東秩父へは何をしに行ったのか?
竹縄(たかなわ)づくり体験のため向かいました。

だって、あの「竹縄」づくりが出来るのですから!!!

こちらが、竹縄(たかなわ)・・・ 竹から作った縄

竹縄は、かつて各地で作られていました。
今でも伝承しているのは、この東秩父だけなんですね!。

切り出した竹は、大麦のワラで燃やし油を抜いて
農閑期の縄づくり作業のときまで保存します。

水につけ、柔らかくした竹。皮から一枚一枚、へいでいるところ。

節は硬い。ここをを通る所がポイント。切れてしまわないように、慎重に刃を細かく動かしながら、へぎ進めます。

やった!! 無事、節を通過!!

こうして、へいだ竹を、縒り重ね、竹縄ができます。

 

 11月25日(日)、はまどまシアター、里山の恵み上映会では・・
特別企画・じっ〜くりワラ細工体験&「稲ワラの恵み」鑑賞です!!

2018年 11月25日(日)
15:30〜 「 稲ワラの恵み 」上映開始 (開場30分前、出入り自由)
16:30〜 縄ない&ワラ細工ワーク
途中、神奈川のお米、お野菜の軽食を囲み懇親会
20:00  閉会

お申し込みはこちらまで

*ワラ細工ワークショップ

 

* 作品詳細
『 稲ワラの恵み 』(1997年制作・ 56分・撮影地:岐阜県大野郡白川村荻町・馬狩)

<作品紹介> 雪深い山国、飛騨白川郷のワラ細工。 ワラ縄、ムシロ 、ツブラ、バンドリ、そして足まわりを保護するユキワラジ、ワラジ 、アシナカなど。 白川の方が「ワラで暮らしてきた」と語るワラの恵みを再現した。

*作品クレジット
『稲ワラの恵み』(1977年56分・撮影地:岐阜県大野郡白川村荻町・馬狩)
(白川村教育委員会委嘱・≪助成≫芸術文化振興基金・民族文化映像研究所制作
映画紹介phpto(C)民族文化映像研究所

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