「春」を巻く、春巻き!(7杯目)
2017.2.23神奈川野菜で大盛りNORAご飯
お立ちよりいただき、ありがとうございます。NORAアート部&胃袋部のカツノマサミです。
うちは、父がものすごい花粉症です。母はまったくその気配すらありません。その場合…その子である私はどうなんでしょうね?
花粉症って、自分の中のアレルギーのバケツがいっぱいになると発症すると言いますが、この極端な夫婦から生まれた私…いまのところ、朝起きて一瞬くしゃみ連発で、鼻水たらりですが、あとは特になし。中間なのかなぁ?
という訳で、今日も火曜日のNORA野菜市で見つけた旬の素材をご紹介します。
本日は…【菜の花】です!
スーパーでも夏に盛りの野菜も1年中並んでいますが、春の野菜は本当にこの時期!ふきのとうやうるい、ゼンマイ、わらび…そしてこの【菜の花】。独特のほろ苦い味は、冬の間に鈍った体に喝を入れてくれます。
「菜」は食用を意味する言葉なので「菜の花=食用の花」という意味になり、アブラナ科の食用できる花の総称として使われます。野菜市では小松菜の菜花も出るのですが、これもまた旨し。
菜花は花が咲く前のツボミの状態をいただくことになります。だから栄養的にはものすごい凝縮したものを食べることになるのです!(ときどき何本かコップにさして花を味わうときもあります♪)
日本には弥生時代に渡来してきたと言われています。日本書紀にも記述があって、飛鳥時代には花芽を食用にする習慣があったと考えれるとか!
室町時代のころに菜種油の搾油法が考案されて、食用や行灯の灯りなどとして利用されました。江戸中期ごろには関東を始めとして全国へ菜種栽培が広がりっていったそうです。
カルシウムが豊富で、特に鉄分の含有量は野菜類の中でトップクラス…しかも鉄分の吸収を助けるビタミンCも含まれるので、菜花を食べることで、貧血等の防止に!抗酸化物質も多いため、老化予防や血管、血液をキレイにします。すごいな、菜花!!
とにかくビタミンCは火に弱い。加熱時間はできるだけ短い方がいいですね。また萎びやすいので、濡れた新聞紙でくるんで保存するのが良いですね。(Slow Beautyより)
その菜花を使って今日は【これぞ“[春]巻き!”菜花の春巻き】を作ります。
※春巻きはなぜ「春」が付くのか?ギモンに思った方はこちらをどうぞ!→●●●
【材料】
ミニサイズの春巻きの皮(10枚入り)1袋、卵3個、ハム7枚、菜花ゆでて150gくらい(半束くらい)、マヨネーズ・焼き油・水溶き小麦粉…それぞれ適量
(1) 卵は軽く塩こしょうして炒り卵に。菜花は色よく茹でてざく切りに。ハムは半分に切ってから細切りにします。
(2) 今回はミニサイズの皮にしてみました。使う少し前に冷蔵庫から出しておくと、1枚ずつはがしやすいです。
(3) 皮のザラザラのほうに菜花とハムを乗せ、マヨネーズをニューッ。
(4) マヨネーズの上に炒り卵を乗せるとポロポロこぼれません!
(5) くるくる巻いて、最後、水とき小麦粉をノリにして止めます。
(6) 中の具は火が通っているので、油は少な目!揚げ焼きな感じでオッケー!
(7) 皮がパリパリになるまで焼いてね!
(8) アツアツのうちにどうぞ~!
ザクッと切ると…ハムの桃色、卵の黄色、菜の花の緑…ああ、なんて春っぽい色どりの春巻き!(*´ω`)
巻く前にマヨネーズの上から胡椒や七味をふってから巻いてもいいですね。そのままでも充分味は付いています。
油はたっぷりなくても大丈夫!うちでは五ミリも入れてないかも。巻きはしっかりと!焼いているときに中からマヨネーズが漏れると、油はねの原因に!
こちらのレシピ、クックパッドにも掲載しています。他にもレシピを載せているので、のぞいてみてくださいね(^^♪こちらから♪ →★★★
来月も旨い野菜を大盛りで食べましょうね!(人’’▽`)
(かっちゃん)