第98回 釜飯仲間・おこげのお話

2017.1.31
神奈川・緑の劇場

~「はまどま」の2017年は、里山ファースト~

2017年の「はまどま」は、どんな活動を展開できるのでしょうか。

あらためて、各地の「コミュニティーカフェ」の取組に学び、「はまどま」の活動に活かしたい、人々が集う場を育てていきたい。そのために、「はまどま」で催す企画にも工夫を加え、よりいっそう「楽しい」場と時間を創出したいと思います。

もう一つ、2017年の「はまどま」は、大きな柱として、「里山」とのつながりを大切にしたい。すでに、川井緑地での企画を始めていますが、「はまどま」に集う皆さんを様々な「里山」にお誘いし、それは、里山に生きる人々との出会いをつくり、絆を生みたいと思うのです。「はまどまは、都会の中の里山の入り口」を具体化したいと思います。

「はまどま」で催す企画も、「里山」とのつながりを、今まで以上に意識し、具体的に表現したいと思います。

「スイーツ」「コスメ」「香り」「手習い各種」「上映会」「食事会」もちろん「竹細工」

「はまどまと里山」では、はまどまに集う皆さんを誘って、里山に出かけます。

小田原梅まつり「春待ちコンサート」は、さっそく2月11日(土)小田原・曽我の梅まつりに合わせて柏木圭介さんの自宅でChojiコンサートを催します。

地域の皆さんとの関わりでも、「里山」に、皆さんをお誘いしてみたり、「里山」を暮らしに活かすことを提案できるように関わっていきたいと思います。

時代は、緊迫しています。軍事的な緊張感が高まっています。経済的にも、格差が少なくなるようには思えません。そういう空気が、極端な「事件」を招くようにも思います。

2017年のお正月、横浜では穏やかな天候の日々が続きました。穏やかな天候、これは、当たり前ではないのだ、とても大切なものなのだ、と思わされた2016年の不安定な天候。毎日の暮らしもそうなのですね。一日一日、愛する人、大切な仲間とと過ごすことができることに感謝して、だからこそ、厳しい、辛い現実に対峙するためにも、普遍的な人間としての価値感であったり、人の生き方の方向性であったり、仲間との絆であったり、そのようなものを見つめ直す場と時間を里山に求め、里山と、里山に棲む生き物たちの力を、心と体に吸い込んでみたいと思います。ぜひ、ご一緒に。

(2017年1月27日 記  おもろ童子)