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2012.3.31 第43回 虔十のいる所

絵をいただいた。 黄金色の麦畑を駆け回る子どもたち。 向こうに田畑と雑木林。 タイトルは「虔十のいる所」 描いてくださったのは中畝常雄さん。 子どもと自然を主題に描いている日本画家だ。 新治在住で、よ […]

2012.2.29 第42回 自給権

「スポーツ権」って聞いたことある? ええっ、なに? やっぱ、知らない?「スポーツ権」 剣道かフェンシングみたいなもの? いやいや、確かにスポーツチャンバラってあるけどね。 えー、知らないけど・・・ ス […]

2012.2.1 第41回 共同耕作のワケマエ

今朝のヨーグルトは・・・うん、煮りんごかぁ。 ふふ。 あれ、サツマイモも入っているね。美味いなぁ。 谷っ戸ん田のサツマイモ、これが最後よ。 ええーっ、もう終わり? 「もう」じゃないでしょ。4ヶ月近くあ […]

2011.12.31 第40回 TPPとな~に谷っ戸ん田 その2

な~に谷っ戸ん田5年目の年の瀬、 最後の活動日は恒例のもちつきだった。 20人ほどの大人と6人の子どもが集った。 大人の7割は設立時からの仲間。 毎年のもちつきで身のこなしが板についてきている。 子ど […]

2011.12.1 第39回 TPPとな~に谷っ戸ん田

いよいよ、だ。 TPP。 経団連は推進を唱えている。 農協は反対だ。 政権の中でも意見は分かれている。 興国か亡国か? 農業関係はほとんど反対だが、 なかには賛成推進という者もある。 考え方や意見はい […]

2011.10.31 第38回 雨の中で

雨の中の田植えは乙なものだ。 何度か経験した。 泥に手足を突っ込んで、田に這い蹲り、 ふと前に目をやると、 水面に雨粒が波紋を広げている。 苗代から広い田んぼに移された早苗たちも、 陽光よりも天水を浴 […]

2011.9.30 第37回 田園と都会

9月中旬に収穫した芋をいただきました。 サトイモとサツマイモ。 どちらも、掛け値なしにとても美味しかったです。 あの畑はいわゆる「重い土」です。 粘土質が強く、肥沃かつ水もちが良いというような意味です […]

2011.8.31 第36回 都会の夏

数日前の驟雨が季節の空気を変えた8月の終わり。 昼食に拙宅の隣の畑の野菜が並んだ。 ゴーヤーの天ぷら、ミョウガの味噌和え、ナスの煮浸しに大葉をあしらう。 きゅうり、にんじん、なすの糠漬け。 糠床には新 […]

2011.7.31 第35回 故郷を・・・

故郷を離れることになった。 転職、転居、である。 そう遠くへ行くわけではなく、 家も残していくので、 たびたび田園都市を訪れるつもりだ。 しかし、 生活の場ではなくなり、 「訪れる」場になるだろう。 […]

2011.7.1 第34回  故郷を耕す その3

彼は都会育ち。 小学3年生。 初めて田園都市を訪れた。 緑も多いが坂の多い町に面くらったようだ。 な~に谷っ戸ん田では、 谷戸の尾根から下る道に驚く。 初対面の人たちにキンチョウする。 (なんだよ。俺 […]

2011.5.31 第33回 故郷を耕す その2

蕗の薹で春の訪れを確かめる。 竹の子を掘るのは、仲間と汗を流した竹林。 キンランは草刈りと落ち葉はきのご褒美。 田植え後の宵、カエルの合唱。 ホタルは夏の労働への序章。 田に這いつくばる草取りだって、 […]

2011.4.25 第32回 故郷を耕す

「放射能がやってきても、青葉区で耕し続けるか」 と、問われた。 「青葉区は私の故郷です」 と、応じた。 4月の始め、有機農業関係者などが集まった会合のあと、 (『有機農業の技術と考え方』) いつものよ […]

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