釜飯仲間

第71回 釜飯仲間・おこげのお話

2014.9.27
神奈川・緑の劇場

「はまどま」で、コツコツ続けてきた「神奈川野菜の食事会」は、次回で91回目になります。

なんと多くの皆さんと出会ってきたことでしょう。感謝することは限りがありませんが、なによりの主役は、神奈川でおいしい農産物を作り続けてきた生産者の皆さん。彼らと彼らの家族がいてくれればこそだと思います。

9月は、「続けること」と、そこから生まれる「出会い」「再会」について思う出来事が続きました。

9月7日・日曜日・横浜市民吹奏楽団・創立60周年記念定期演奏会に”NORA仲間”5名が参加。団長・森田真代さんを通して、団員の皆さんにも「はまどま」で夕食会を開いていただいています。

何人もの顔なじみがステージで、力を合わせて演奏されている姿を見られるのは、嬉しいことですし、偶然とはいえ生誕60周年!心からお祝いをしたいと一年前から楽しみにしていました。

同じく7日の夕方6時。

蒔田の老舗旅館「松島」に、40名近い”NORA仲間”が集合していました!

筆者”おもろ童子”こと三好 豊の還暦を祝ってくださるために、集まってくれていたのです。

あとで、聞けば一ヶ月以上前から、連絡を取り合い、筆者を驚かそうと、内緒で準備をすすめてくれたとのことでした。本当にびっくりでした。

ふだん顔を合わせている人たちの口の堅さに感心しました。NORA仲間に内緒話をしても大丈夫、と思いました。

皆さんの笑顔が、私には何より嬉しく、一人ひとりにとって、楽しい宴になっていただけたなら、と思っています。

そして、この宴席にて、私は、あと60年頑張ることになりました。もちろん、集まって下さった皆さんと一緒に、が条件です。

9月9日・火曜日のNORA野菜市のときにも、何人もの皆さんから、お祝いをいただきました。この皆さんにも、あと60年、ご一緒ねがいたいと思います。よろしく!

さて、たいへんなパワーを多くの皆様からいただいて、19日・金曜日の夜10時11分、はまどまを出発して、20日土曜日の夕刻から始まる、奈良県宇陀市報恩寺のお彼岸の催し「宇陀歌彼岸会」に車で向かいました。同行2名、合計3名の旅でした。

Chojiさんが共催する、この催しは3年目です。一年目は台風の来襲と重なり、参加を断念しました。昨年は、新幹線と近鉄線で4名、別ルートで1名、計5名の旅を組んで初めて参加しました。

奈良が好きで、奈良にいる時間が、心を安らかにしてくれます。

その奈良での催しであればなおさら参加したくなるのですが、共催する報恩寺住職夫妻と父上、子どもたち。もう一人の共催者、精進料理で私たちを迎えてくれる吾妻さんとの出会いが、毎年の参加を促します。

さらに、横浜から奈良に移住した「とこちゃん」と昨年知り合い、今年、再会できることも楽しみでした。お母様は、野菜市を利用してくださっています。

さらに、今年は、高野町筒香からも3名が駆けつけて、宇陀で一献傾けることができたのも、筒香との絆が年ごとに強くなっていることを感じました。

このように、遠方であっても、年に一度であっても、顔を合わせ、酒を酌み交わし、少しずつ親しくなっていく、年を重ねてから親しくなった人たちと交わす友情も素晴らしいと思えます。

翌日は、NORAの前副理事長、山本亜紀子さん(旧姓・山田)が企画に参加している、高野町のとなり町、かつらぎ町の「フォトロゲイニング」というオリエンテーリングの一種に9名のチーム(横浜仲間が9名もいたのです!)で参加しました。

亜紀子さんの明るく元気な、若々しい様子に励まされ、横浜への帰路につきました。

年末の12月28日日曜日のChojiライブ(横浜西口・サムズアップ正午~3時)には、いよいよ筒香から横浜へ来てくれるであろう人が!誰でしょう?

筆者の卒業した川崎市立高津中学校の還暦記念同期会が10月25日に地元で催されます。

二十歳の年から5年に一度、続けてきた同期会です。各クラスから幹事が出て頑張ってくれていました。私は何も手伝えず、でしたが感謝を込めて参加するつもりです。45年を超える友人たちに会えるかな?

(2014年9月27日記・おもろ童子)