畑からプレゼント 〜 雪のあと稲穂を見つけたよ。
2018.3.1映像の持つ力
雪がつもった畑に稲穂が実を結んだよ
きょう3月1日の関東。早朝の大雨のあと、春本番を思わせるぽかぽか陽気でした。でも予報では来週には真冬日になるというじゃないですか・・・。春は三寒四温とは言え、この気温の落差はつらーい。
こちら稲穂でーす。どうして3月に稲の写真を出すのかって??・・でもね。ここは畑。畑に稲穂が芽吹いたんです。時期は2月上旬。 関東で34年振り8日間も最低気温が氷点下、いちめん雪が積もったあとの畑で稲穂を見つけたのです!!! どひゃ―∑(゚◇゚ノ)ノ―!!
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畑の肥料にしたお米を取った後の籾殻
あ、でも雪が積もった後だし、さすがに実は入っていないでしょうー。
調べてみると・・ちゃんと籾の中には実が入っていたのです!!! なんて健気なの。なんて強いのでしょう。畑に肥料でまいた籾殻から発芽して実を結つけたのです。
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まだまだ寒いけど、土の中は春の足音でいっぱい。
ミョウガは、なんて生命力が旺盛なのでしょう。植え替えようと土を掘ると・・。粘土質の地中でも、びっしり根をのばしています。あ、ツクシがいた!
ぐんぐん伸び進む、ミョウガの根の間に、ツクシが・・!!
ミョウガのそここに、ツクシが顔を出していました!!。ツクシはかたい土にもめげず、ぐんぐん土を突破して進むミョウガに付いてきたのかしら。
敷かれた草の間を抜いて咲いていたオオイヌノフグリ。別名、瑠璃唐草・天人唐草・星の瞳。星のように畑を賑やかしています。
こんにちはー! ふだん草にも芽が出ていました。
まだまだ寒く、激しい気温差には気持ちが萎えてしまいますね。そんなとき芽吹く花芽や、畑の小さな生き物たちに励まされます。籾ガラから実ってくれた稲、根を伸ばすつくしたち。土の中から萌芽のあしおとが聞こえますよね? (^-^)。 心にちいさな春色を。みなさんに届きますように。
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3/18(日) はまどまシアター
~ 里山の恵み・伝統文化に出会う上映会 ~ 14時から1回のみ開催
おくあいづ きじし
上映作品 「 奥会津の木地師」(1976年/55分)
撮影地:福島県南会津郡田島町針生(はりゅう)
3月のはまどまシアターは、14時から1回のみ上映です。
木地師(きじし)はロクロを使いお椀や皿などの木工品をつくる人。日本列島には近年まで木地師など山から山へ移動して生活する人々が活躍していました。福島県南部、奥会津の山々では昭和初期まで木地師がさかんに仕事をしていました。
木地師は、材料の木を求めて山を歩き、木地小屋を建て、木のあるあいだ、そこで作業をする。材料の木を伐りつくすと、また次の場所へと移動していきます。
この映画は、木地師の体験者を中心に、福島県田島町針生の人々の手によって、当時の木地師の生活をできるだけそのまま再現した記録です。
・・・仕事をする作業場、寝泊まりする場所、水をひくこと。これらを山で調達し、自らの手で用意する。で自然を余すところなく利用した暮らし、科学者とも言える目がつくりあげた持続可能な生活技術の数々。
どの工程も気の遠くなるような精密な積み重ねの作業。また、どの動きも効率的に考え抜かれた手順なのです。わたちたちが、今、受け継ぎたい技や心を発見できますよね?。参加のお申し込み詳細は、こちらをご覧ください。