10月30日 (日)|森ボラ体験会(実践編)×森づくり塾 in 新治市民の森_報告
新治市民の森は、平成12年開園した横浜市北西部の丘陵地に位置する市民の森です。市民の森の北側には拠点施設「新治里山センター」を中心とした新治里山公園が続いており、市内有数の緑地帯を形成しています。
この新治市民の森には横浜の原風景ともいえる里山景観が多く残されています。薪や炭を得るための雑木林や建材を得るための杉の林、日々の糧を得る畑や水田がモザイク状に広がります。
今回、森を守るための計画、森づくりボランティアの魅⼒、実際の森づくり作業までを⼀連で学んでいただくため、『横浜市の森づくり塾』のプログラムの一環として、『森づくりボランティア体験会(実践編)』が開催されました。
~活動概要~~~~~~~~~~~~~~~~~~
日 時:令和4年10月30日(日)13:00~15:30
9:30~12:00は、森づくり塾(森づくりボランティア入門講座)
場 所:新治市民の森(横浜市緑区)
受入団体:新治市民の森愛護会
参 加 者:ボランティア7名、横浜市みどりアップ推進課、環境活動支援センター、NORAスタッフ
作 業:外来種のシラユキゲシとセイタカアワダチソウの駆除(抜根)、常緑樹の除伐、
活動の様子です。
午前中は、環境活動支援センター主催の森づくりボランティア入門講座が開催され、安全管理、道具の使い方研修が開催されました。
室内で活動の安全、道具の使い方を学習しました
道具の使い方実習です。活動前の服装チェックと活動説明
リーダーからカマの使い方を教えてもらいました。
実際にカマを使って草刈り実習を行いました。
ノコギリの使い方も学びました。
午後からは実践編、森に入って保全活動を行いました。
最初に、新治里山交流センターの吉武さんから、
活動エリアとなる栗林と谷戸一帯の保全管理計画を説明し、
今回の作業のテーマのシラユキゲシ、セイタカアワダチソウの駆除と、
低木層の常緑樹の除伐について説明がありました。
市民の森愛護会の江川さんから
市民の森愛護会の活動について紹介していただきました。
活動場所に移動し、リーダーとともにKY(危険予知)活動です。
外来種のシラユキゲシを根から抜き取ります。地道な作業です。
抜き取った根はビニール袋で回収。拡散を防ぎます。
次は、常緑樹のアオキやシラカシの除伐作業です。
伐採したシラカシは、枝を払い適当な長さに切って集積しました。
手道具研修の成果が発揮されたでしょうか。
最期はセイタカアワダチソウの抜根による駆除作業です。
人数が多いとあっという間に片付きました。
活動成果を確認しました。
抜根したセイタカアワダチソウは、担いでセンターまで運搬しました。
使った道具は各自掃除して片付けました。
森づくりボランティア体験会へのご参加ありがとうございました。
新治市民の森愛護会の皆様のご協力に感謝いたします。