11月23日 (土)|森ボラ体験会(実践編)×森づくり塾 in 新治市民の森_レポート
新治市民の森は、平成12年開園した横浜市北西部の丘陵地に位置する市民の森です。市民の森の北側には拠点施設「新治里山センター」を中心とした新治里山公園が続いており市内有数の緑地帯を形成しています。
この新治市民の森には横浜の原風景ともいえる里山景観が多く残されています。薪や炭を得るための雑木林や建材を得るための杉の林、日々の糧を得る畑や水田がモザイク状に広がります。
今回、森を守るための計画、森づくりボランティアの魅力、実際の森づくり作業までを一連で学んでいただくため『横浜市の森づくり塾』プログラムの一環として『森づくりボランティア体験会(実践編)』が開催されました。
…活動概要………………………………………………
日 時:令和6年10月27日(日)12:10~15:30
9:30~11:30は、森づくり塾
場 所:新治市民の森(横浜市緑区)
参 加 者:ボランティア7名、環境活動支援センター3名、NORAスタッフ5名
作 業:植物調査、クヌギ・コナラ苗を育てるエリアで下草刈り
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活動の様子です。
午前中は、環境活動支援センター主催「森づくり塾」で、森づくりに必要な両輪(観察・計画・評価と管理作業)のうち作業についての研修が行われました。
新治市民の森の池ぶち広場で昼休憩
作業前に装備を身に着けます。藪などで目を突いたり等のケガがないよう、ヘルメットにガードを装着。
作業エリアに到着。今回の作業目的を共有しエリアの環境を観察。
クヌギ・コナラの苗が植林されたエリアで草が覆いこのままでは苗の生育が悪くなってしまうため草刈りを行います。
繁茂するアズマネザサ等を丁寧にカマで刈ります
カマを振りぬいた際に自分の足を傷つけないよう、利き手と逆の足を後ろに引きます
草に埋もれてしまったクヌギ・コナラ苗を探しながら
苗に絡まるツル性植物は苗の生育を阻害するため取り除きます
左手で刈る草を掴み丁寧に刈る方法と、右手だけで広範囲を効率よく刈る方法と2種類を体験しました。
休憩時、カマを使用しない時は危険のないよう地面には置かずに目立つように
1時間程の作業でクヌギ・コナラ苗の周囲に陽があたるようになりました。
(上:before 下:after)
(上:before 下:after)
作業後の活動成果を観察
里山交流センターに戻り、次使いやすいように道具の手入れを行います
最後に感想を共有し活動終了です。参加者皆さんそれぞれに収獲のある体験になっていると嬉しいです。
ご参加ありがとうございました。