みなさまはじめまして。このたびメルマガにコラムを持たせていただくことになりました山田と申します。
この4月より、横浜を離れ、縁あって和歌山県伊都郡高野町の富貴・筒香（ふき・つつが）という集落に住んでおります。高野町は、弘法大師空海が開いた高野山がある町です。富貴は、高野山から車で50分程行ったところにあります。人口は650人くらい。現在小学生6人、中学生7人、高齢化が進んでいます。
今まで和歌山県内に足を踏み入れたこともありませんでした。そんな私が富貴に住むようになったのは、「富貴のまちづくり」をおこなう職員募集があったからです。意識のどこかに、山や畑に囲まれたところに暮らしてみたい、というものがあり、また40歳を目前にして、これからどう生きていくのがいいのかなあという多少の行き詰まりを感じていたこともあり、「住み込みの仕事が農村部である」という話に、これはチャンスと飛びつきました。
そしてあっという間に3カ月がたち…最近は雨の日以外は毎日19時に、近所の方と散歩をしています。お庭に咲く様々な花についてや、畑の作物の成長具合について話しながら、カエルの声を聞きながら、涼しい風に吹かれながらの散歩です。
そんな日々の暮らしの中で感じることについて、言葉にしていきたいと思っています。

（山田）