第209回 N大N部妄想

2026.1.30
いしだのおじさんの田園都市生活

今、俺の畑にはネギが豊富にある。
昨日と今日で30本ほどを人に差し上げた。
30本は畑では50㎝くらいかな?
まだ、ザっと20mくらいはあるだろうか?
桜が咲くころまで楽しめるだろう。

昨日、我が家では、鶏肉と串に刺して、ネギま焼きと筏焼きで晩酌。
ストーブの上で焼いて食うのも美味い。
刻んでオカカと醤油もいける。
刻みネギは冷蔵庫に切らさずに入っているので、
朝の味噌汁、納豆にも、、、

とりあえずネギがあるシアワセというか安心感。
あたりまえに、ウレシイ。

さて、
1年と少し前だったかな?
地元のとある呑み会で、「その相談だったら石田さんだ~」と声がかかった。
商店会副会長のマコトさん。
ある焼き鳥屋の女将が、
お客の大学の先生から「学生と畑をやって、学生にもっと野菜を食べさせたい」
と、相談を受けた、と、いうことだった。

「それは、いい相談だ」と思って、
あれこれ妄想して、一人勝手に、N大学N部!を創りたいと思った。
N大はナイショだけど、N部は「ネギ部」。
大学生がネギを栽培する、ということ。

大学があれば大学生がいる。
最近の大学生はいろいろと忙しいようだが、
(俺は、ヒマだった、よ)
大学生って、マンパワーだよね。
「自分で育てたネギは、こりゃまた美味いぞ!」
と、呼びかけたら、、、どうだろう?
いや、勧誘にはもうちょっと工夫が必要かなぁ、、、

1反ほどの耕作放棄地を借りて、Nの苗を植え付ける。
と、考えてみる。
俺の畑の近くにも広々とした耕作放棄地がけっこうある。
貸してくれるかどうかはビミョーだが、
いくつか当たれば、何とかなるのではないか?
借りるには、(農家か)法人としての契約が必要だ。
そこをなんとかできる地元の法人とのツキアイは、、、
今の俺には、、、
ありますよ、それくらい。

ま、なんとか借りることができたとして、
まずは、草を刈って取って片付けよう!
よし!N大生!頑張れ!
畑での肉体労働は有効なトレーニングになる!
と、分かれば、モチベーションになるのではないか?
(N大のナイショがバレそうだね)
畑の状態にもよるけど、
1反に5人もいれば、1日頑張れば、イケルのではないか?

畑が片付いたら、トラクターだ!
トラクターで耕す前には肥料まきもしなきゃね。
肥料をどんなものにするかは、N部で話し合って決めよう。
確実性の高い、そして、まくのが楽な化成肥料?
有機肥料もぼかし肥ならば、そんなに苦労しないよ。
どうせなら有機栽培でいってみようか?
ネギなら、それもさほど難しくないだろう。
肥料まきとトラクターも5人いれば1日でできるかな?

いや、より少ない人数で、より短い時間で、
などと、効率化を求めるのは、ツマラナイ。
トラクターよりも、耕耘機、、、
なんだったらスコップで天地返し!
筋肉使って!オモシロガッてやろうぜ!N大生!
エッサッサ!(バレバレ)

で、畑ができたら植え付けだね。
これは、管理機で溝を切り、
ひっぱりくんで植え付けるという作業で、
畑ができていて、慣れている人(例えば俺)なら、1人で1日、なんなら半日。
いや、ついつい効率化の発想になってしまう、、、イカンな。

3月中旬から4月の初めに植え付けを完了する、と、
収穫は9月ころからで、
翌年の4月まで続く、、、
Nが豊富な食生活となる。

いや、もちろん、その間の管理作業がある。
草取り、追肥、そして、Nは土寄せだ!
それぞれ、Nの生育具合を見ながら適切におこなわねばならない。
適切な判断は経験値がものをいうわけだが、
作業は人海戦術か気合いで乗り切れるだろう。
そこが、また、N大生の活躍の場となる。

Nを仮に1反、1000㎡、作ったら、
収量(反収)は2トンから3トンにもなる。
普通は1本が100g前後だから、2トンなら2万本!
6ヶ月で消費するとするなら1日100本!
これをどのように消費するか?
大学の寮や学食に持って行けば、、、
販売もすれば、、、
焼き鳥屋に納めれば、、、
と、妄想は広がる。

学生に農体験、いや、より本格的な生産をしてもらい、
耕作放棄地を少しは解消し、
地元に愛着を持ってもらい、
そして、焼き鳥屋で呑もう!

個人としての学生に生産者になってもらうワケではないが、
部活なら、学生は変わっても部自体は継続するので、
むしろ、個人よりも継続性があるのではないか?
ここもネライ、なのである。

(妄想ばかりで、先に進んでいない、、、:ま、石田周一)