和歌山県高野町富貴暮らし

今日のできごと 13

2011.10.1
和歌山県高野町富貴暮らし

稲刈りが終わりました。
籾を水につけたり、田んぼを耕したりしていたのが、遠い昔のよう。
鎌で稲をかりながら、すごいなあと思っていました。米の力がすごいなと思いました。水を気にしたり、施肥したり草をひいたり多少のことは人間がしていますが、何と言ってもここまで大きくなったのは米自身。籾一粒が、このように育って、次の籾をつけるんだなあ、ということを実感しました。
田んぼに足を踏み入れるとカエルがぴょんと飛び出します。水がなくなってちょっと元気がないように見えるイモリがいます。稲には小さなネズミが巣を作っていました。今迄私が全く知らなかったことが、毎年田んぼでは展開されているということに不思議な感じを覚えました。
稲刈りを終えてぼーっとしていたら、黄色いトンボがたくさん飛んでいることに気が付きました。来年も田んぼをやったら、稲刈りの時期にこのトンボがいることが私にとっての当たり前になるのかな、ということを思いました。