水の流れは絶えずして
2016.1.1 第二十八話 田んぼの水を考える
新年おめでとうございます 2015年の年末、新しい年に向けて2016年は何をテーマに書こうか、と2日間も思いを巡らせていましたがなにも浮かばず(年末に限ったことでないですが)、書庫を開けてみると高橋裕 […]
2015.12.1 第二十七話 低地の生い立ち
ここ2回ほど、低地の話をしてきましたが、肝心のどのようにして今の低地ができたか、その生い立ちについてお話しするのを忘れていました。 低地の生い立ちを理解すると、なぜ横浜の谷戸が平坦なのかも同時に理解で […]
2015.10.31 第二十六話 沈む低地
前回、低地の便利さと昔からそこに住む人たちの知恵みたいな事を書いたところですが、横浜でマンションが傾斜するという事件が残念ながら起こってしまいました。この問題は業者の責任問題なのでここでは触れませんが […]
2015.9.30 第二十五話 低地を流れる ~便利な土地は危険も多い~
今年の夏は、耐えがたかったほどの暑さが8月下旬に急速に静まり、9月は各地で土砂崩れや洪水被害を多く発生させるほど雨の多い年でした。被害に遭われた方には、心よりお見舞い申し上げたいと思います。 今回は、 […]
2015.8.31 第二十四話 水の流れは、谷戸からまちへ
以前も書いたことですが、横浜の河川は、谷戸を源流として、東京湾、相模湾に流れ込みます。 横浜では、谷戸を流れ出た小川は、「低地」とか「沖積平野」と呼ばれる標高の低い平らな土地で流れを集め […]
2015.7.31 第二十三話 赤とんぼは今
夕焼け小焼けの赤とんぼ~♪は、子どもの頃からの記憶に残る歌でしょうか。 7月19日から20日にかけて、童謡「赤とんぼ」の作詞者である詩人・三木露風の生まれ故郷 兵庫県たつの市で開催された全国トンボ市民 […]
2015.7.1 第二二話 かわの流れを感じて
水の流れを最も感じることできるのはやはり「かわ」でしょうか いままであまりふれてこなかった「かわ」の環境について、お話ししていきたいと思います。 源流から本流まで いままでに何度か話題にしていますが、 […]
2015.6.1 第二一話 冬のプールはトンボの楽園時々地獄
6月に入り、そろそろ源氏蛍が飛び交うシーズンです。今年は螢や蜻蛉が例年より早いという情報もあるようです。さて、今月ちょっと息抜き、このシーズンならではのちょっとマニアックなトンボとプールの話をしたいと […]
2015.5.1 第二十話 とんぼ池の水・水源
このところ、ホタルやトンボの話をしてきましたが、今回は水の流れに少し戻って、とんぼ池の水源の話をしたいと思います。 都市の中でとんぼ池を創ることで、さまざまな生きものを呼び込み、人にも癒やし・潤いの空 […]
2015.4.1 第十九話 とんぼ池の役割
年は桜が例年より少しだけ早いようで、大岡川の桜祭りも葉桜にならないか少し心配です。このころになると、冬を越えたヤゴがそろそろトンボに育ってくる季節かなと楽しみになってきます。今月はトンボの住む環境につ […]
2015.3.1 第十八話 水辺のシンボル 螢と蜻蛉
螢から蜻蛉へ 里山の水辺にはたくさんのいきものが暮らしていますが、代表的な種類として、螢(ホタル)と蜻蛉(トンボ)は、日本人の心の中にあるふるさと生物といえます。 蜻蛉と螢、生きもの環境としては似てい […]
2015.2.1 第十七話 よこはまのホタル 都市の自然環境
はまどまの食事会などで、横浜でもまだホタルを見ることができる場所がある云う話題になると、「見たことがある」とか「知っている」という答えが返ってき来ることがありますが、「知らなかった」という反応が多かっ […]