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2011.7.1 第34回  故郷を耕す その3

彼は都会育ち。 小学3年生。 初めて田園都市を訪れた。 緑も多いが坂の多い町に面くらったようだ。 な~に谷っ戸ん田では、 谷戸の尾根から下る道に驚く。 初対面の人たちにキンチョウする。 (なんだよ。俺 […]

2011.5.31 第33回 故郷を耕す その2

蕗の薹で春の訪れを確かめる。 竹の子を掘るのは、仲間と汗を流した竹林。 キンランは草刈りと落ち葉はきのご褒美。 田植え後の宵、カエルの合唱。 ホタルは夏の労働への序章。 田に這いつくばる草取りだって、 […]

2011.4.25 第32回 故郷を耕す

「放射能がやってきても、青葉区で耕し続けるか」 と、問われた。 「青葉区は私の故郷です」 と、応じた。 4月の始め、有機農業関係者などが集まった会合のあと、 (『有機農業の技術と考え方』) いつものよ […]

2011.3.31 第31回  新しい田園都市生活

グリーンが雑誌「田園都市生活」に載った。 Vol40春号。23ページ。 青葉台10新発見、という記事で、 見開きのほとんどは、無農薬青葉米、 と、はやし農園が紹介され、 グリーンはさしみのつまくらい。 […]

2011.2.28 第30回 野菜の味

春を迎える頃となり、 次の春夏秋冬のことを考え、 我が社のスタッフもアレコレ話をしている。 いい野菜を作りたい。 作る過程を仲間たちと楽しみたい。 その野菜が「売れる」 と、いうか、誰かから必要とされ […]

2011.2.1 第29回  農薬は絶対的な悪か

化学肥料や農薬を使わずに米や野菜ができたら、 それはスバラシイことだと思う。 「有機栽培」というやつだ。 化学肥料や農薬は自然のものではない。 それを土や植物や虫などにまくのは、 やはり基本的にはよろ […]

2010.12.28 第28回 父の昆虫標本

父の昆虫標本が7箱ほど家の押入れに入っていた。 ピンで串刺しになった虫の何割かは傷んで首や足がもげているし、 そもそも古い標本に価値などないと思っていたので、 どうやって処分しようかと思案していた。 […]

2010.12.1 第27回 野菜工場

水耕栽培という技術がある。 ハウス内に養液の流れるベッドを作り、 そこで野菜などを栽培する。 トマトやイチゴは土の地面の代わりに水槽がある感じ、 ロックウールで定植し溶液のなかを根が這う。 葉物などは […]

2010.11.2 第26回 枝豆

10月9日、枝豆が収穫できたので、友人に届けた。 「今ごろ、枝豆がとれるんだぁ」と驚いていた。 彼女が「今ごろ」と言ったのは、「初夏ではなくて」という意味だろう。 「今の枝豆が本当の枝豆なんだよ」と私 […]

2010.9.30 第25回 田園の憂鬱 2010秋

土方殺すに刃物はいらぬ・・・ 9月23日、木曜日祝日に予定していた稲刈りが、 その後の土日にもできず、 今週末もできそうに無い 来週末となると、当初の予定より半月遅れだ。 9月11日に刈った稲もまだ架 […]

2010.9.2 第24回 うぃっしゅ ゆぅわ ひあ

夕方、田んぼの草刈りをしていました。 谷戸の奥からむこうの空にきれいな夕焼けを見ました。 あなたのことを思い出しました。 今年、グリーンが耕作する田んぼは3ヶ所3枚。 面積は4反近くあります。 あなた […]

2010.7.28 第23回 田園都市生活2027

夏、朝は5時前に起きる。 水か茶を一杯飲んで、出かける。 レストハウスで自転車に乗り換える。 田んぼを見てまわる。 猛暑が続くが、早朝の田んぼまわりには気持ちいい空気。 早朝に限らずここにはいつでもそ […]

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