05月28日 (火)|森ボラ体験会 in 金沢自然公園_レポート

金沢自然公園は、横浜市南部の約60万m2の広大な敷地を持つ自然公園です。
公園は、釜利谷市民の森や金沢市民の森、氷取沢市民の森に囲まれ、園内には金沢動物園を有しています。
この森では、森づくり活動団体「かなざわ森沢山の会」が樹林地や竹林の保全活動を行っています。

今回の森づくりボランティア体験会では、かなざわ森沢山の会の皆さんと見通しのいいきれいな竹林を目指して竹の間伐作業などを行いました。

…活動概要………………………………………………

■森ボラ体験会 | 見通しのいいきれいな竹林を目指して竹の間伐をしよう in 金沢自然公園

日  時:令和6年5月25日(土)9:00~12:00
場  所:金沢自然公園(横浜市金沢区)
現地団体:かなざわ森沢山の会
参 加 者:ボランティア12名、横浜市環境活動事業課1名、環境活動支援センター1名、スタッフ4名(NORA)
作  業:真竹林の整備、竹の間伐等
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活動の様子です。


京浜急行線「金沢文庫駅」に集合しバスで金沢自然公園へ向かい、今回の作業場所近くの広場に到着。


早速、ヘルメット、ノコギリ、剪定バサミ等の道具を装着します。


オリエンテーションで活動趣旨の説明と自己紹介等を行いました。


会長よりかなざわ森沢山の会の活動内容についてお話をうかがいました。


作業に入る前に、作業リーダーのKY(危険予知)活動で斜面地作業での注意すべき点を共有しました。


今回の作業場所は密生した真竹林。通路には葉が積もり滑りやすくなっています。


会長より真竹・作業場所の説明を受けました。
竹は成長が早くすぐに密生してしまうため毎年の手入れが欠かせません。
今回は若い竹を残し生育の悪い竹を中心に間伐します。


2班に分かれて作業スタート。先ずは作業リーダーによるデモンストレーション


実際に竹を伐採します。伐る竹に対し山側に立ちます


ノコギリを水平(重力に対し直角)に当てて切ります。


竹が密生しているため伐ってもすぐに倒れる事はありません。伐った後は、倒す方向に人がいないか確認し根元を引く事でゆっくり倒していきます。


危険がないように声を駆け合いながらチームワークで倒します。


伐った竹は一定の長さに玉切りします


枝葉落としはコツが必要です


玉切りにした竹は等高線に沿って集積します


枝葉は向きを揃えて集草します


2時間程の作業で、密生した竹林が少し見通し良く陽が入るようになりました。


作業後の様子を観察しながら全員の感想を共有し、かなざわ森沢山の会の皆さんにお礼を伝えました。


最後に道具の手入れを行い終了です。お疲れさまでした。

 

森づくりボランティア体験会へのご参加ありがとうございました。

かなざわ森沢山の会の皆様のご協力に感謝いたします。