09月27日 (日)|森ボラ体験会 in 鯉ヶ久保ふれあいの樹林_報告
鯉ヶ久保ふれあいの樹林は、泉区に特徴的な起伏の少ないなだらかな地形に、
横浜では貴重となった大径木のコナラやクヌギなどの落葉高木林が広がり、
貴重な林床植物も多い樹林です。
この森では、森づくり活動団体「鯉ヶ久保ふれあいの樹林愛護会」が
林床を適切に管理していることで、貴重な動植物が生息し保全されています。
今回の森づくりボランティア体験会では、
ウグイスの生息場所となっている樹林地でのアズマネザサの間引きや常緑樹の除伐、
雑木林内に残置された剪定材の搬出を行いました。
~活動概要~~~~~~~~~~~~~~~~~~
日 時:令和2年9月26日(土)9:00~12:00
場 所:鯉ヶ久保ふれあいの樹林(横浜市泉区)
現地団体:鯉ヶ久保ふれあいの樹林愛護会
参 加 者:ボランティア8名、横浜市みどりアップ推進課3名、スタッフ4名(NORA)
作 業:ウグイス生息地のアズマネザサ・常緑樹の除伐、林床整理
体験会の様子です。
横浜市営地下鉄踊場駅に集合、事前資料を確認。
コロナ感染拡大防止事前確認も済ませ鯉ヶ久保ふれあいの樹林へ出発。
この日は生憎の小雨のため、開会式の前に先ず身支度を準備。
ヘルメット、ビブス、ノコギリ・剪定ばさみを装着。
愛護会会長より挨拶をいただき、活動趣旨・目的等をうかがいました。
作業に移る前に、天候と作業内容を踏まえ危険予知(KY活動)を行います。
2班に分かれ作業現場と作業内容の確認。
活動前半は、雑木林内に残置された枯れ枝・剪定材の搬出作業。
愛護会の方と一緒に総勢30名で作業を行いきれいに片付きました。作業前(左) 作業後(右)
休憩時には愛護会の皆さんより活動パネルの説明と飲み物をいただきました。
後半はウグイスの生息地の整理作業。ササを残しながら細い通路を通します。
ササを剪定バサミや鎌で伐ると切り口が鋭くなりすぎてしまうため今回はノコギリで伐ります。
同時にアオキやシュロ等の常緑樹も除伐。
一時間程の作業でやっと開通! 作業前(左) 作業後(右)
ウグイスの生息環境である茂みを適度に残しつつ鬱蒼となり過ぎないよう整理が出来ました。
愛護会の皆さんにお礼を伝え体験会は終了です。
生憎の雨ではありましたが、森づくりボランティア体験会へのご参加ありがとうございました。
鯉ヶ久保ふれあいの樹林愛護会の皆様のご協力に感謝いたします。