雨の日も里山三昧
2018.11.1 第86回 エマ・マリス『「自然」という幻想』
エマ・マリス『「自然」という幻想: 多自然ガーデニングによる新しい自然保護』(思想社、2018年) 挑戦的なタイトルであるが、自然保護に向けた活動や考え方などについて、あらためて考える機会を提供してく […]
2018.10.1 第85回 「声(聲)を聞く/聴く」5作品―保苅実『ラディカル・オーラル・ヒストリー』ほか
「声(聲)を聞く/聴く」ことについて考える5作品 保苅実『ラディカル・オーラル・ヒストリー―オーストラリア先住民アボリジニの歴史実践』(御茶の水書房、2004年→岩波書店、2018年) 高瀬毅『ナガサ […]
2018.9.1 寄り道36 NORA第19期を迎えて
今回も前回に続き、コラム用の原稿を用意できなかった。 先日開催した第19期(2018年7月~2019年6月)通常総会の議案書に、昨期の総括と今期の方針を書いたので、それを転載する。 第18期事業報告( […]
2018.8.1 寄り道35 Mの当事者研究
今回はコラムを書く時間が取れなかったので、現在執筆中の論文草稿の一部を掲載することで、お茶を濁したい。 この論文は、いま環境運動研究が問うべきことについて考えるというもので、このコラムの「寄り道」で断 […]
2018.7.1 寄り道34 私を話す/放す
今年もまた礼拝で話す機会がめぐってきました。2011年以降、私は春学期の後半にこのような機会をいただいており、すでに5-6回はお話していますが、まったく慣れません。今、「めぐってきました」と言いました […]
2018.6.1 第84回 150年/100年/50年前を起点に考える3冊―山本義隆『近代日本一五〇年』ほか
山本義隆『近代日本一五〇年―科学技術総力戦体制の破綻』(岩波新書、2018年) 前田速夫『「新しき村」の百年―<愚者の園>の真実』(新潮新書、2017年) カネミ油症被害者支援センター『カ […]
2018.5.1 寄り道33 モリダス宣言!
NORAの活動の発展形で、横浜と多摩の仲間とともに新しい団体を立ち上げた。 名前は「モリダス」。 都市近郊の里山について、市民協働で保全利用していくガバナンスの仕組みを作る。 そのために、森のリーダー […]
2018.4.1 寄り道32 NORA×a-con協働プロジェクト「里山コネクト」をふりかえる
ウェブサイト「里山コネクト」を2月に開設したことは、これまでもメールマガジンやNORAのサイトで公表してきた。 今回のコラムでは、このサイト立ち上げを実現したNPOとプロボノによる協働プロジェクトにつ […]
2018.3.1 第83回 責任・主体・戦争を考える5冊―國分功一郎『中動態の世界』ほか
國分功一郎『中動態の世界―意志と責任の考古学』(医学書院、2017年) 清水習『構造と主体―政策の可能性と不可能性』(晃洋書房、2017年) 堀川惠子『戦禍に生きた演劇人たち―演出家・八田元夫と「桜隊 […]
2018.2.1 寄り道31 企業的な経営センスと市民ボランティアの組織力を強みとした竹林保全・竹資源活用
今回のコラムは、1月下旬に実施したNPO法人日本の竹ファンクラブの事例調査レポートとする。 これは、森づくり団体の共通課題を解決するのに参考になりそうな先進事例を調査するという林野庁の補助事業で取り組 […]
2018.1.1 第82回 大門正克『語る歴史、聞く歴史』
大門正克『語る歴史、聞く歴史―オーラル・ヒストリーの現場から』(岩波新書、2017年) 昨年の夏、山梨から大量にブドウが届いたので、 近くに住む社会学者の関礼子さんのお宅に、おすそ分けにお邪魔したこと […]
2017.12.1 寄り道30 「私にとって大事な環境を私たちの手に取り戻す運動」に参加するまで
12/3(日)環境社会学会大会シンポジウム「環境社会学と「社会運動」研究の接点 ―いま環境運動研究が問うべきこと」に登壇する。 私は「私にとって大事な環境を私たちの手に取り戻す運動論」と題し、 自分の […]