02月23日 (月)|【第3回】内倉和子さんの薬膳おさらい会
回を重ねて3回目。2月22日(日)、内倉和子さんの薬膳おさらい会を開催しました。
会場のはまどまに入ると、すでにちょっと漢方チックな香り…今日の食材が、料理されるのを今か、今かと出番を待っているようです。
まずは、今時期の体を整えるために何を食べたら良いか?薬膳の視点からお話を聞きます。
【薬膳】と言っても難しいのではなく、身近な素材で、道具で…なにより簡単に作れるのが内倉さんが教えてくれる薬膳のイイところ!
そうじゃなきゃ続かないもんね。
今回のポイントは
≪腎を養い、体の保温に心掛け、乾燥を予防し、養生しましょう≫
保温と乾燥!女子には大切な永遠のテーマです。
野菜やお米は三好さんから。神奈川県内産をたっぷりと。タンパク質もバランスよく(これ大事よね!)レシピを見ながら、みんなで作業を分担して素材を準備していきます。
下曽我の柏木さんのみかんは、食べ終わったら皮を細かく切って乾燥させて(漢方の”陳皮”が完成!)おかずやお茶に混ぜたり、赤いクコの実はいつも用意しておいておやつ代わりに、生姜やシナモンはカラダを温めるから気が付いたらチューブでもいいからちょこっと加えてみる。
…ほー!日々の養生が大事なんだね~。
お釜でコトコトとお粥を炊き、材料の準備完了!デザートも冷やしに入ります!黒豆たっぷり!!
内倉さんのフライパンさばきも軽やかだ~!で、完成したのがこちら!
春菊と金針菜のアーモンド炒め
春菊とパプリカ、金針菜というユリのつぼみを乾燥させたもの。…金針菜は鉄分が豊富で、ミネラルが豊富だそうです。
これをサッと炒めて三温糖とお醤油で味をつけて最後に炒ったスライスアーモンドをトッピング。
そして完成した献立がこちら。
色鮮やか
香り芳醇
お腹グーグー
目からも、鼻からも、耳からも…早く食べたい!の声が聞こえます。
温まって、乾燥にも良いと聞けば、いつもより多く噛んて味わって食べたりして…それぞれが味付けが微妙に違い、舌から薬膳を楽しめます。
苦味、甘味、辛味、酸味…このご飯でそれぞれが味わえる…すごいな、薬膳。
特にお粥が…貝柱のコクと、生姜の風味、クコの実のほのかな甘さ…ふりかけた「ゆかり」がアクセントになってお腹にスルスルと入っていきます。
作りながら、家でもできるカンタン薬膳のポイントも内倉さんから教わることができるこの【薬膳おさらい会】。←ポイントはココかも。
薬膳のはじめの一歩を楽しく、にぎやかに、美味しく作って食べたい方!ぜひ、次回おさらい会に参加してみませんか?^^
日程が決定次第お知らせしますが、お問い合わせや次回詳細をご希望の方はこちらのアドレスへ【内倉さんの薬膳おさらい会】とお名前を明記の上、ご連絡ください。
doma@nora-yokohama.org
【今回の献立】
●干し貝柱とクコのお粥
●骨付き鶏肉・杜仲スープ
●春菊と金針菜のアーモンド炒め
●南瓜と黒豆のシナモン羊羹
●シナモン紅茶~薔薇の花を浮かべて
【かっちゃん】