12月13日 (土)|森ボラ体験会 in 東寺尾ふれあいの樹林_レポート

東寺尾ふれあいの樹林は、ウグイスなど鳥たちの鳴き声が響き、とても賑やかな森です。
夏にはニイニイゼミやツクツクボウシなどセミたちの声がこだまします。森の縁では、アゲハチョウやモンキアゲハなどを見ることができます。近くには入江川せせらぎ緑道もあり、気持ちよく散策することができます。

生物多様性豊かな落葉広葉樹林を目指して、今回は樹林地の落ち葉掻きと園路沿いの樹木の剪定を体験しました。

…活動概要………………………………………………
日  時:令和7年12月10日(日)9:00~12:00
場  所:東寺尾ふれあいの樹林(横浜市泉区)
現地団体:東寺尾ふれあいの樹林愛護会
参 加 者:ボランティア10名、横浜市環境活動事業課1名、スタッフ4名(NORA)
内  容:落ち葉掻き、園路沿い樹木の剪定
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JR京浜東北線「鶴見駅」に集合、バスで東寺尾ふれあいの樹林に向かいました。


現地へ到着。早速、樹林内での活動に必須のヘルメットを着用。


オリエンテーションで、森ボラ体験会の活動趣旨の説明、自己紹介等。


東寺尾ふれあいの樹林愛護会の皆さんにご挨拶。愛護会会長より愛護会の活動のお話をうかがいました。


作業を始める前に本日の活動内容とその目的の説明。
KY(危険予知)活動では、イベントで一般来園者の方が多くいらっしゃるので周囲に気を配る点等を確認しました。


作業開始です。先ずは熊手の扱い方を教わります。


箒で掃くのとは異なり、熊手は遠くから手前に掻き集めるように動かします。


広いエリアは横一列に並んで同じ方向に掻き進めると効率よく進められます。


集めた落ち葉をブルーシートに載せます。


協力して運搬


落ち葉溜めへ


足で踏み均し分解しやすくします。
落葉掻きや集草作業は見た目以上にハードで汗もかきます。それでも落葉の感触や音が楽しい!



(上:before、下:after)
一時間程落ち葉掻き作業を行いました。



(上:before、下:after)
厚く積もった落葉を適度に掻く事で地表に陽が届き実生(落ちた種からの発芽)の発育を促します。
掻き過ぎは乾燥を招くため「程々に」がポイントです。


後半の作業は、園路沿いに張り出した常緑樹下枝の剪定作業です。先ずは作業エリアの森の様子を観察。


少しの力で楽に切れる剪定バサミの扱い方を教わります。


剪定する際は枝の根本を切り中途半端に枝を残さないようにします。


根本から伸びた脇芽や低木の常緑樹も除伐します。


長すぎる枝は集積する前に一定の長さに分解します。



(上:before、下:after)
40分程の剪定作業で園路沿いが見通しよくなりました。



(上:before、下:after)
根元周辺に陽が当たるようになりました。


全員で作業した後の様子を観察。


使った道具の手入れをします。


活動後の感想を共有、愛護会の皆さんへお礼を伝えて活動終了です。お疲れさまでした!

森づくりボランティア体験会へのご参加ありがとうございました。
東寺尾ふれあいの樹林愛護会の皆様のご協力に感謝いたします。

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