04月27日 (土)|【助っターズ】谷矢部池公園_レポート

谷矢部池(やとやべいけ)公園は、駅から徒歩5分の住宅地に囲まれた公園です。
ここには、かつて農業用のため池だった谷矢部池、復元した水田、背後の樹林地など、谷戸の原風景が保全されています。
里山で真竹がそろそろ成長し始める必要な季節となっています。

今回の活動は、樹林地に侵入した竹の伐採、搬出、集積を現地の活動団体のみなさんと一緒に行いました。

~活動概要~~~~~~~~~~~~~~~~~~
日  時:令和6年4月27日(土)9:30~12:00
場  所:谷矢部池公園(戸塚区)
現地団体:谷矢部池公園愛護会・わかぎの会
参 加 者:ボランティア8名、リーダー2名、
作  業:樹林地に侵入した竹の伐採、搬出、集積、林床の常緑樹の除伐

活動の様子です
↓ ↓ ↓

地下鉄踊場駅に集合した後移動、小雨の中谷矢部池公園に到着しました

昔崖崩れがあり、そのときに流されて着したという物語を持つクロモジの木の下に集まりました。

現地団体の方と合流後の自己紹介

わかぎの会の伊藤さんから、谷矢部池公園と活動団体について簡単な紹介のあと
本日の活動内容についておはなしいただきました

装備の説明を受け実際に装着
ヘルメットをかぶり腰に道具を付けるだけでも、初めて参加者にとっては、難儀な作業
わかぎの会の方たちやリーダーに手伝ってもらいながら準備が完了しました

活動前の準備体操です

すっかり雨も上がり、活動場所へ移動です

危険を伴う作業もあるため、二人一組のチームとなります
一人が作業している間は、もう一人の人は周囲の安全を確認してくださいとのこと

枯れている竹や古い竹をから切ること、竹を切る場合は節の少し上を切ってほしいとのこと
節と節の間の中間より上などで切ると切り株に水が溜まり、蚊が発生するそうです
小さな配慮がとても大切

説明を受け、チームごと移動
リーダーやわかぎの会のみなさんに切り方を教えていただきながら竹の伐採をおこないました

倒す場所、方向を確認して節に水平にノコギリを入れ、
1/3ぐらい切れ込みを入れたら、反対側から切っていきます

「倒しま~す!」と周囲に知らせます
倒す方向と反対側にいると、竹の小さな破片が飛ぶ場合があるので
安全な場所へ退避します

切った竹は、下におろして、玉利木、枝打ちします

枝打ちにもコツがあります、わかぎの会の伊藤さんに教わります


枝の付け根に垂直に鋸を入れ数回引いたのち、
枝が生えている向き側に押して倒すと簡単に切れます
切り口が綺麗なため、運ぶ人がケガをしにくいそうです

切った枝は、向き、裏表をそろえて積んでおきます
きちんと向きをそろえることでかさばらず、集積場所まで運ぶ時も持ちやすくなりますので丁寧に
小さな配慮の積み重ねが安全に効率的に作業をするためのポイントです


枝打ちが終わった竹は近所の子どもたちが遊びで持ち出さないように
数本まとめて、紐でくくります

まとめておいた枝は集積場所にみんなで運びます

重しの意味も込め、枝の上にくくった竹を置いていきます
移動完了!山のように溜まりました

最後に自分たちが使った道具の手入れをします
ノコギリの歯にたまったの木くずを落とし、オリーブオイルを塗っておきます
剪定ばさみも同様、次の人のために小さな配慮!

道具を片づけた後、感想を伺いました

手ぬぐいをみんなで広げて集合写真を撮影しました

よこはま森の助っターズへのご参加ありがとうございました
わかぎの会のみなさまの活動の受け入れ、ご指導に感謝いたします

 

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