05月29日 (月)|森ボラ体験会 in 池辺市民の森_レポート

平成29年4月に開園した池辺市民の森は、畑や温室が多くある「池辺農業専用地区」に隣接した市民の森です。
園内には展望広場、疎林広場、林間広場の3つの広場や散策路があり、眺望や四季折々の緑の景観を楽しむことができます。

体験会では、市民の森愛護会の皆さんと一緒に明るい竹林を目指して竹の間伐作業などを行いました。

~活動概要~~~~~~~~~~~~~~~~~~
日  時:令和5年5月27日(土)9:00~12:00
場  所:池辺市民の森(横浜市都筑区)
現地団体:池辺市民の森愛護会
参 加 者:ボランティア13名、横浜市みどりアップ推進課2名、スタッフ4名(NORA)
作  業:セイタカアワダチソウの抜根、竹の間伐・皆伐

活動の様子です。


市営地下鉄グリーンライン線「都筑ふれあいの丘駅」に集合。


池辺農業専用地区を抜け20分程で池辺市民の森に到着。


先ずはヘルメット、ノコギリ、剪定バサミ等の道具を装着。


オリエンテーションで活動趣旨説明、愛護会会長より池辺市民の森についてお話をうかがいました。


作業リーダーのKY(危険予知)活動で斜面地作業での注意すべき点を確認してから作業開始。


先ずは全員で、園路と竹林の境の草地で繁茂しているセイタカアワダチソウを取り除く作業を行います。


セイタカアワダチソウは外来種で繁殖力が強く他の植物の生育を妨げるため人海戦術で根から抜きます。


次は2つのエリアに分かれて作業。
「竹林エリア」では明るく見通しの良い竹林を目指し、細い竹や枯れた竹を優先して密生している竹の間伐作業を行います


山側に立ち、先ず倒す方向に切口を入れ(受口)次に反対側から切り(追口)山側へ倒します。


残った竹に雨水が溜まり蚊が発生するのを防ぐため、節近くで切ります。


切った竹は広く平坦なエリアへ運び出します


一定の長さに玉切り


枝を払い竹と枝それぞれを集積します


こちらは「樹林地エリア」ですが、隣地の竹林から地下茎を通して竹が侵入し暗く鬱蒼とした森になっています。このままでは他の植物が育たないため竹を全て切り(皆伐)明るい樹林地を目指します。


竹林と同様に追口と受口を入れ切り倒します。


根元側を谷側方向に引き徐々に倒します


約2時間の作業後。陽が入り明るい森になりました。


感想を共有し愛護会の皆さんにお礼を伝えて活動終了です


最後に道具の手入れ


森づくりボランティア体験会へのご参加ありがとうございました。

池辺市民の森愛護会の皆様のご協力に感謝いたします。