12月03日 (土)|森ボラ体験会 in 池辺市民の森_報告
平成29年4月に開園した池辺市民の森は、畑や温室が多くある「池辺農業専用地区」に隣接した市民の森です。
園内には展望広場、疎林広場、林間広場の3つの広場や散策路があり、眺望や四季折々の緑の景観を楽しむことができます。
今回は、市民の森の活動団体と一緒に、明るい竹林づくりを目指して竹の間伐、樹林地の草刈り等を行いました。
~活動概要~~~~~~~~~~~~~~~~~~
日 時:令和4年12月3日(土)9:00~12:00
場 所:池辺市民の森(横浜市都筑区)
受入団体:池辺市民の森愛護会
参 加 者:ボランティア8名、横浜市みどりアップ推進課2名、スタッフ4名(NORA)
作 業:竹の間伐・除伐、樹林地内草刈り
活動の様子です。
都筑ふれあいの丘駅に集合。徒歩で池辺市民の森へ向かいます。
池辺市民の森に到着。入口付近広場周りは手入れが行き届いた気持ちのよい竹林です。
先ずヘルメットやビブスなど身支度を整えます。
開会式で活動趣旨を確認、愛護会会長よりお話をうかがいました。
作業の前に危険予知(KY活動)、手道具の扱い方を学びました。
竹用ノコギリは樹木用ノコギリよりも目が細かい事が特徴です。
作業エリアで作業内容を確認。樹林地内一面に生えたセイタカアワダチソウは外来種で繁殖力が強く
このままでは他の野草が育たなくなってしまうため選択的除草作業を行います。
セイタカアワダチソウはまっすぐ上に引き抜くと容易に根から抜くことが出来ます。
参加者全員の作業によりセイタカアワダチソウが30分程で片付きました。
次に樹林地に侵入した竹の除伐を行います。先ずは作業リーダーによるデモンストレーション。
切った竹を安全に倒すために今回はロープを用います。滑車を使用してロープの先を折り返す事で、安全な位置でロープを引く事が出来ます。
いよいよ実践。ロープをセットし安全を確認し声掛けをしながら竹を切ります。
刃を入れる時は重力に対し垂直に。斜面ではこれがなかなか難しい。
切った竹を平坦な広場に運び、一定の長さに切り枝払いします。
竹の除伐とセイタカアワダチソウの除草、2時間半の作業で樹林地内がすっきり明るくなりました。(上:before 下:after)
別班は竹林での作業。竹が過密になっているため明るい竹林を目指し枯れた竹や細い竹を優先して間伐します。
こちらでは先程のロープは用いずに切った竹を引き出す事で倒します。
10m以上になる竹はずっしり重くチームで協力して引き出します。
青テープで印をつけた竹を間伐しました。(上:before 下:after)
2時間半の作業で竹材がこれだけ発生しました。
切った竹と枝は今後チップにして愛護会の皆さんの手で広場や階段に敷く事で草除け等に活用します。
作業後の感想を共有し愛護会の皆さんへお礼を伝え活動終了です。
使った道具は各自手入れをして片付けます
森づくりボランティア体験会へのご参加ありがとうございました。
池辺市民の森愛護会の皆様のご協力に感謝いたします。