03月07日 (月)|森ボラ体験会 in 寺家ふるさと村_報告

寺家ふるさと村は、横浜市の北西部の東京都町田市と川崎市に隣接した森です。
雑木林の丘に挟まれた「谷戸田」と呼ばれる細長く伸びた水田が幾筋もあり、その奥には静かに水をたたえた溜め池が点在した「昔ながらの横浜の田園風景」が色濃く残っているところです。

今回は、子どもたちに森づくりの楽しさや大切さを知ってもらうために、
小学生と保護者を対象とした体験会を開催しました。

~活動概要~~~~~~~~~~~~~~~~~~
日  時:令和4年3月6日(日)9:30~12:00
場  所:寺家ふるさと村(横浜市青葉区)
参 加 者:ボランティア24名(児童12名)、横浜市みどりアップ推進課2名、スタッフ5名(NORA)
作  業:落ち葉かき、園路わきのアズマネザサの刈り取り

活動の様子です。


寺家ふるさと村四季の家に集合、総勢24名の参加。賑やかです。


早速身支度を整えます。ヘルメットには前後に名前を記入。


一人一本ずつ熊手を持って準備万端。



昔ながらの横浜の田園風景を眺めながら森へ移動します。



森内の移動はちょっとした山登り。作業よりも汗をかいたかも?


山頂の作業場所へ到着。一休憩してから今回の作業内容の説明を受けました。


危険予知(KY活動)では、斜面での足元注意の危険予測が挙がりました。



落葉かきを行う事で地表に陽が入り野草やドングリが芽を出すための環境をつくる事を学びました。
実際に芽を出しているドングリをみんなで観察。



園路脇の落ち葉掻き。


こちらでは落葉を溜める場所づくり。


落葉が斜面に流れ落ちないよう太い枝と細い枝を組み合わせて柵をつくります。


落ち葉をブルーシートに集めて


みんなで力を合わせて運びます。


落葉溜めに集積



落ち葉溜めの落葉をよく踏んで均します。


一年後、落ち葉溜めがカブトムシの幼虫の住処になる事を期待します



1時間程の落ち葉かきでこんなにきれいになりました。(上:作業前、下:作業後)



休憩時には紙芝居で森のクイズ。


後半はノコギリ(児童は竹ノコ)と剪定バサミを使用した作業です。
刃物でケガをしないよう扱い方を習います。




園路からはみ出たアズマネザサを刈り取ります。



自分の背丈より長いササを運び、集積します。



40分程の作業で園路脇がスッキリしました。(上:作業前、下:作業後)



森の観察をしながら、道具を各自運び四季の家へ移動します。


刃物の手入れをして作業終了です。


作業後のふりかえりでは、「作業が楽しかった!」と児童全員が手を上げてくれました。


横浜市の間伐材利用の昆虫マグネットキットが大人気でした。

森づくりボランティア体験会へのご参加ありがとうございました。

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