02月28日 (月)|森ボラ体験会 in 中田宮の台市民の森_報告
中田宮の台市民の森は、泉区に特徴な起伏の少ないなだらかな地形の雑木林です。
森づくりボランティア体験会では
生きものの環境に配慮した明るい雑木林の保全を目指し、
市民の森の活動団体と下刈りや落ち葉かきなどの林床整理を行いました。
~活動概要~~~~~~~~~~~~~~~~~~
日 時:令和4年2月27日(日)9:00~12:00
場 所:中田宮の台市民の森(横浜市泉区)
参 加 者:ボランティア9名、横浜市みどりアップ推進課2名、南部公園緑地事務所1名、スタッフ4名(NORA)
作 業:アオキ等常緑樹の除伐、下枝の剪定、落ち葉かき
活動の様子です。
市営地下鉄「立場駅」に集合、徒歩で中田宮の台市民の森へ向かいます。
なだらかな農地が広がる地域に残る雑木林が中田宮の台市民の森です。
到着後、先ずはヘルメット等の身支度を整えます。
オリエンテーションで本日の作業内容を確認。
愛護会の皆さんより森や愛護会活動の様子をうかがいました。
KY活動(危険予知)で風による落枝の危険性などを確認してから作業開始です。
2班に分かれ、鬱蒼とした樹林で林床の整理を行います。
このエリアは森の南側の端にあたり森の中に光が入りすぎないようにわざと常緑樹を残していましたが
混み合い過ぎてきたため細い常緑樹を除伐します。
背の高い常緑樹は下枝の剪定をします。
別エリアでも同様に林床の整理を行います。
倒した木は適当な長さに切ってから搬出します。
集材
愛護会の皆さんが発生材をチッパーで細かく粉砕し園路に敷き詰めます。
1時間半程の作業で、南側の常緑樹を残しつつ林床の見通しがよくなりました。(上:作業前、下:作業後)
別エリアも園路からの見通しがよくなりました。(上:作業前、下:作業後)
休憩時には、ナラ枯れで枯れてしまったコナラの代わりに森内のドングリから育てたコナラ苗を補植するお話を愛護会の方よりうかがいました。
後半は、移動して落葉樹林内の落ち葉かきを行います。
このエリアはキンラン・ギンラン群生地で、厚く積もった落ち葉を適度に掻くことで地表に光が届き春に野草が期待できます。
大量の落ち葉を集めて運びます。
落ち葉溜めに集めて
よく踏んで空気を抜き均します。落ち葉プールの感触は楽しい!
落ち葉はたい肥にします。
1時間程の落ち葉掻き、なかなかの重労働でした。(上:作業前、下:作業後)
地表が見えて光が届くようになりました。春にはキンランが見られるでしょうか。(上:作業前、下:作業後)
道具の手入れをして作業終了です。
愛護会の皆さんへお礼を伝え活動を終えました。
森づくりボランティア体験会へのご参加ありがとうございました。
中田宮の台市民の森愛護会の皆様のご協力に感謝いたします。