12月12日 (日)|森づくりボランティア体験会 in 池辺市民の森 報告

平成29年4月に開園した池辺市民の森は、畑や温室が多くある「池辺農業専用地区」に隣接した市民の森です。
園内には展望広場、疎林広場、林間広場の3つの広場や散策路があり、眺望や四季折々の緑の景観を楽しむことができます。

森づくりボランティア体験会では、市民の森愛護会の皆さんと
樹林地の林床整理や竹林の間伐作業を行い、見通しのよい明るい樹林地と竹林保全を目指します。

~活動概要~~~~~~~~~~~~~~~~~~
日  時:令和3年12月12日(日)9:00~12:00
場  所:池辺市民の森(横浜市都筑区)
参 加 者:ボランティア11名、横浜市みどりアップ推進課2名、横浜市政策課1名、東京都自然環境部2名、スタッフ4名(NORA)
作  業:樹林地の下刈り・常緑樹の除伐、竹林の間伐

活動の様子です。


市営地下鉄都筑ふれあいの丘駅に集合、徒歩で池辺市民の森へ向かいます。


見晴らしの良い尾根道より市民の森全貌を眺め、作業現場へ到着。


早速身支度と道具を整えます。


開会式で今回受入れて下さる池辺市民の森愛護会の皆さんと顔合わせ。


愛護会会長より活動の様子や池辺市民の森についてお話をうかがいました。


作業にとりかかる前に全員で危険予知(KY活動)を行います。


2班に分かれて作業開始。作業前の様子を観察し作業上の注意を受けます。


樹林地では見通しよく明るい林床を目標に、繁茂したセイタカアワダチソウや常緑樹を除伐します。
ムラサキシキブ等花や実がきれいな植物はマーキングをして残します。




タラ等のトゲのある植物に注意しながら作業を進めます。


刈った草を集積場所まで運びます。


竹林は手を入れないと竹が混み合いすぎてしまうため間伐をして明るい良質な竹林を目指します。
間伐の前に作業の支障となる下草の整理から始めます。


作業リーダーによる竹を切るデモンストレーション


竹を切る時は、先ず倒す方向に切れ目を入れ(受口)、次に反対側から水平に切れ目(追口)を入れます。




切った竹の根元側をロープで手前に引く事で安全に倒します。


広く平らな場所で切った竹の後処理をします。



約2時間の作業でこんなにきれいになりました。(上:作業前、下:作業後)



見通しよく地表に陽があたるようになりました。(上:作業前、下:作業後)



竹林の林床もスッキリしました。(上:作業前、下:作業後)


作業後の変化を確認して作業終了です。


使用した道具はオリーブオイルで手入れ


きれいに並べて道具の片付け


作業後の感想を共有、愛護会の皆さんへお礼を伝えて活動終了です。
森づくりボランティア体験会へのご参加ありがとうございました。


池辺市民の森愛護会の皆様のご協力に感謝いたします。

 

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