11月14日 (日)|森ボラ体験会 in 綱島市民の森 報告

綱島市民の森は、東急東横線綱島駅から北西に約600mにある住宅地に囲まれた森です。
かつて、綱島の名産品であった桃にちなんだ桃の里広場では、春にはハナモモが咲き乱れ、美しい景色が広がります。
この森では、森づくり活動団体「綱島市民の森愛護会」のみなさんが「他世代が関わりながら、潤いある暮らしや、森の恵みを育むもりづくり」をテーマに活動しています。

森づくりボランティア体験会では、愛護会の活動に参加させていただき
園路沿いの草刈りや常緑樹の除伐等を行いました。

~活動概要~~~~~~~~~~~~~~~~~~
日  時:令和3年11月14日(日)9:30~12:00
場  所:綱島市民の森(横浜市港北区)
参 加 者:ボランティア15名、横浜市みどりアップ推進課2名、スタッフ4名(NORA)
作  業:常緑樹の除伐、林床整理、落枝の搬出、カントリーヘッジづくり

活動の様子です。

綱島駅に集合し徒歩で市民の森へ向かいました。綱島市民の森は住宅地に隣接した森です。

開会式では愛護会会長より愛護会の活動や綱島市民の森の尾根が地名の由来である事等を伺いました。

道具類を身に着けます。

作業内容の簡単な説明を受け全員で危険予知(KY活動)を行ってから作業開始です。

班毎に作業場所へ移動。作業範囲と具体的な作業方法を確認します。

園路沿いに繁茂したアズマネザサ刈り。安全を考慮して鎌ではなくノコギリで切るため根気のいる作業です。

煩雑に積まれた材を一度取り出し枝を払ってから柵沿いに向きを揃えて積上げます。そうすることで気持ちの良い景観になります。

別班では、先ず大風の影響で林内に散らばった落枝を搬出します。それによりその後の作業を安全に行い易くします。

落枝を園路に沿って向きを揃えてきれいに積む事でカントリーヘッジをつくります。

カントリーヘッジは人の立ち入りを抑制し、また適度な隙間がある事から生きものの住処にもなります。

休憩時には森で作業を行う意味を教わりました。
常緑樹が多すぎると他の野草が育たずに単一な植生の暗い森になってしまうため、小さいうちに常緑樹を除伐する必要があります。

シュロ、アオキ、細いシラカシ等を根元から除伐します。

1時間半の作業でこんなにきれいになりました。(上:作業前、下:作業後)

園路脇の作業前後の様子。(上:作業前、下:作業後)

別班の作業前後の様子。(上:作業前、下:作業後)

作業後に変化した森の様子を観察して作業終了です。

刃物はほこりを払ってからオリーブオイルで手入れします。

閉会式で愛護会の皆さんへお礼を伝え活動終了です。森づくりボランティア体験会へのご参加ありがとうございました。

綱島市民の森愛護会ほか皆様のご協力に感謝いたします。

【横浜市受託事業】森づくりボランティア体験会 | 報告