10月10日 (日)|森ボラ体験会(経験者限定) in 上川井市民の森 第2回_報告

上川井市民の森は、瀬谷市民の森と追分市民の森に接するスギ、ヒノキなどの針葉樹を主体とした森で、林内にはせせらぎや湿地なども見られます。
この森は活動する市民ボランティア団体がないため、林内には夏に育った下草や常緑樹が侵入し風通しの悪い暗い森になりつつあります。

森づくり活動では、10 年から20 年先の森の姿を見据え、季節に対応した保全活動を計画的に行う必要があります。
森ボラ体験会「継続編」は、過去に3回以上体験会に参加経験のある森づくりボランティアを対象に、年間を通して一つの森に関わることで森づくりの知識や技術のスキルアップを行っていただくことを一つの目標として開催しています。

今回は、4回シリーズの第2回です。
アオキ等の常緑樹除伐、林床整理、落枝の搬出、残置倒木の整理等を行い、
作業後は今後の活動内容について意見交換を行いました。

~活動概要~~~~~~~~~~~~~~~~~~
日  時:令和3年10月9日(土)9:00~12:00
場  所:上川井市民の森(横浜市旭区)
参 加 者:ボランティア8名、横浜市みどりアップ推進課4名、スタッフ4名(NORA)
作  業:常緑樹の除伐、林床整理、落枝の搬出、残置倒木の整理

事前に上空の掛かり木やスズメバチの危険性がないこと、作業内容と作業範囲を確認しました。

「継続編」は現地集合。道具や身支度を整え作業現場へ移動です。

ミーティングでは前回の振り返り、今回の作業目的と内容を共有しました。

前回作業したエリアでその後の様子を観察。

安全確認(KY活動)で注意事項を確認してから作業開始です。

先ず作業の支障となる落枝の搬出を行います。

向きを揃えて所定の位置に集積します。

常緑樹が増え将来的に暗い森になるのを防ぐため、大きくなる前に除伐します。
今回は幹が腕より細い常緑樹が対象です。

先ずは除伐のデモンストレーション。
対象木に対し山側に立ち、伐った木が谷側に滑り落ちる危険のないように等高線方向に倒します。

シラカシやアオキ等常緑樹を除伐します。

倒す時は周囲に人がいない事を確認し、声を掛けてから安全に倒します。

伐った木は責任を持って搬出。斜面を登るのは一苦労です。

平坦な場所で枝を払ってから集積場所へ。

コナラに撒きついたキヅタも取り除きます。

スギ倒木の頭頂部が作業の支障となるため整理します。

整理後。大分スッキリしました。

皆さんの作業スピードが速いおかげで斜面下の谷が見えるエリアまで作業が進みました。
スギ林の林床に大型シダ群落が広がる景観は、谷筋で湿性であり道路側の光が入りすぎない等の条件が整った環境である証であり、景観的にも優れています。

シダ群落の一角にウバユリを確認しました。発芽率が低いため、落ち葉を掻いた地表に実がはじけた後の種子を人の手で撒くと発芽の可能性が高まります。

2時間程の作業でこんなに見通しがよくなりました。(上:作業前、下:作業後)

作業後は今後の活動についての意見交換。景観に配慮して園路から見える倒木の処理等について意見が出ました。

道具の手入れをして作業終了。参加者の皆さまお疲れさまでした。

【横浜市受託事業】森づくりボランティア体験会 | 報告