07月17日 (土)|森ボラ体験会(経験者限定) in 上川井市民の森

上川井市民の森は、瀬谷市民の森と追分市民の森に接するスギ、ヒノキなどの針葉樹を主体とした森で、林内にはせせらぎや湿地なども見られます。
この森は、活動する市民ボランティア団体がないため、林内には、夏に育った下草や常緑樹が侵入し風通しの悪い暗い森になりつつあります。

森づくり活動では、10 年から20 年先の森の姿を見据え、季節に対応した保全活動を計画的に行う必要があります。
今回は、過去に3回以上体験会に参加経験のある森づくりボランティアを対象に、年間を通して一つの森に関わることで、森づくりの知識や技術のスキルアップを行っていただくことを一つの目標として開催しました。

今回の活動は、4回シリーズの第1回目です。
主に樹林地の観察、アオキなどの常緑樹除伐、林床整理、落枝の搬出などを行いました。
また、年間の活動計画についてみんなで話し合いました。

~活動概要~~~~~~~~~~~~~~~~~~
日  時:令和3年7月17日(土)9:00~12:00 (6月27日からの雨天延期)
場  所:上川井市民の森(横浜市旭区)
参 加 者:ボランティア8名、横浜市みどりアップ推進課2名、スタッフ4名(NORA)
作  業:樹林地の観察、常緑樹の除伐、落枝の搬出、年間活動計画づくり

 

経験者対象のため、上川井市民の森に現地集合にしました。 朝のミーティング 目的や作業内容を共有しました。

 

活動場所に移動し、活動するエリアの観察や森の説明  安全確認(KY活動)で注意事項を共有し、作業開始です。

アオキなどの常緑樹の伐採をしていきました。

皆さん、経験者ということで手慣れています。

倒した木は、責任もって集積場所に運搬します。倒すのは楽しいですが...こんなに集まりました。

熱中症予防のため、実質1時間程度の作業でしたが、林床が整理され見通しが良くなりました。

活動後、継続編の年間活動経計画をつくりました。最初にみどりアップ推進課から森の説明がありました。

説明後、みんなで実際に森を観察したり、断面図を書いてみたり、初めての計画づくりに取り組みました。
10月から計画に沿った活動が再開されます。それまでに参加者は森の将来を考えてくることが宿題になりました。

参加者のみなさまお疲れ様でした。(島村)