11月16日 (月)|森ボラ体験会 in 上矢部ふれあいの樹林_報告
上矢部ふれあいの樹林は、コナラやクヌギの雑木林のほか、
シラカシなどの大きな常緑樹を見ることができる樹林です。
また小高い丘に登る階段沿いから竹林広場にまでの間にきれいな竹林を見ることができます。
今回の活動は、この竹林広場周辺の竹林整備です。
竹は生長が速く決まった管理を行わないとすぐにうっそうとした林に戻ってしまうため、間伐をすることで見通しの良い明るい竹林を目指します。
~活動概要~~~~~~~~~~~~~~~~~~
日 時:令和2年11月15日(日)9:00~12:00
場 所:上矢部ふれあいの樹林(横浜市戸塚区)
現地団体:上矢部ふれあいの樹林愛護会
参 加 者:ボランティア11名、横浜市みどりアップ推進課2名、スタッフ4名(NORA)
作 業:竹林整備
体験会の様子です。
JR戸塚駅に集合、徒歩で上矢部ふれあいの樹林へ移動しました。
ヘルメット、ノコギリ、ビブスの身支度を整え、活動開始です。
開会式では愛護会会長より、上矢部ふれあいの樹林に対する想いや竹を間伐する目的と竹の活用についてうかがいました。
作業現場を確認し作業内容を想定しながら全員で危険予知(KY活動)を行います。
2班に分かれて作業リーダーから作業内容と手順の説明。
作業前半は既に伐採してある竹の枝払いと玉切り。
愛護会の皆さんと作業リーダーに刃を入れる位置竹の押さえ方等を丁寧に教わります。
休憩時はたわわに実ったムクの実を楽しみました。
後半は、3名1チームでロープワークによる竹の伐採。
切り手、ロープの引手、安全確認と役割分担して作業します。
伐倒する竹を選定し、先ず高い位置にロープの一方を固定します。
滑車を用いて伐倒方向とロープを引く方向に120°程の角度をつけ折り返します。
これにより安全に伐倒する事ができます。
竹を切る位置(受け口と追い口)を確認して伐採。ロープの引手とコミュニケーションを確実にとりながら進めます。
特に斜面地での伐倒では、倒した竹が滑り落ちないよう等高線と平行に倒します。
竹を広場に搬出し枝払いと玉切りをします。
切った竹と枝を所定の位置に集積して作業は完了です。
使った道具の手入れを念入りに行い片付けます。
閉会式で愛護会の皆さんにお礼を伝え体験会は終了です。
森づくりボランティア体験会へのご参加ありがとうございました。
上矢部ふれあいの樹林愛護会の皆様のご協力に感謝いたします。