和歌山県高野町富貴暮らし

今日のできごと 11

2011.8.1
和歌山県高野町富貴暮らし

7月はあっという間に過ぎました。そして今、ほっとして体を休めている時期です。

7月24日に「ふきいち」という催しを行いました。地元の野菜を販売したり、家にある物や手作りの物のフリーマーケット、模擬店、展示、ミニコンサートに太鼓の演奏と、地域の交流を深めることを目的にした小さなお祭りでした。

この話が持ち上がったのが、6月の初旬。それから仲間を集めてやっていこうと、実行委員を募集して第一回会議を開いたのが、半ば。なんとも急ピッチで事が進んで行きました。
初めて開いた「ふきいち」。かつて富貴では8月と12月に「富貴市」が開かれ、通りに店がずらっと並び、富貴の外からも買い物に大勢の方が訪れ、それはそれはにぎやかだったそうです。そんな「富貴市」の思い出があり、みんなを突き動かしたのは、「みんなで楽しみ、交流を深めたい」ということ。地域を元気にしたいということ。
ふきいちが開催されるまでに全体で3回の会議を持ち、その他にも準備で一緒に作業をし、それぞれの担当で会議を持ちと、この1ヶ月は生活の半分くらいを、ふきいちが占めていた方もいらっしゃったのではないでしょうか。

改めて、物事を動かすのは”熱い思い”であると感じました。実行委員の方の地域に対する熱い思いがまずあり、新しい仲間で意見を出し合ったり、作業をすることで、一人ひとりの素敵な面がたくさん見えて来て、一緒に過ごすこと自体が楽しくなりました。
今回のふきいちで、たくさんの方が来て楽しんで下さったことと、頼もしい仲間ができたことは、得がたい宝物であると思いました。