12月14日 (土)|森ボラ体験会 in 称名寺市民の森_報告

称名寺市民の森は、金沢区の沿岸部の丘陵地にあり、国の史跡指定の称名寺境内をぐるりと取りまいた樹林地で、寺の景観に溶け込んだ森を楽しむことができる市民の森です。
この森には、活動する市民ボランティア団体がないため、夏に育った下草や常緑樹が侵入したり落ち葉が堆積したりし、多様性が失われていく可能性があります。

森づくりボランティア体験会では、今年の台風で落ちた枝の片付け、アズマネザサや常緑樹の除伐、落ち葉かきを行い、来春に、新たな植生の回復が期待できる明るい森に再生することができました。

~活動概要~~~~~~~~~~~~~~~~~~
日  時:令和元年12月14日(土)9:00~12:00
場  所:称名寺市民の森(横浜市金沢区)
参 加 者:ボランティア12名、リーダー等4名(NORA)、横浜市みどりアップ推進課
作  業:枯れ枝など落ち枝の片付け、アズマネザサや常緑樹の除伐、落ち葉かき

活動の様子です。

京急線金沢文庫駅に集合し、徒歩で称名寺に移動しました。

駅から約10分 称名寺の入り口赤門到着 参道をとおり仁王門前で称名寺の解説

仁王門を超えると、本堂と市民の森の樹林地を水面に浮かべた鏡のような阿字ヶ池が迎えてくれました。 

 

仁王門前で参加者・スタッフ紹介、スケジュール確認、体調チェックを行いました。

 

活動場所が樹林地の尾根付近のため、道具の準備を行いました。

 

活動場所まで標高差約30m、市民の森の園路を登ります。

 

活動場所に到着後、みどりアップ推進課から市民の森、活動の意義の説明、
ボランティアリーダーと参加者で危険予知(KY)を行いました。

 

活動開始:始めに落ちている枝を集めてます。

 

大きな枝は、適当な長さに切って片づけます。

 

続いてアズマネザサ刈り、シュロの伐採も行いました。

 

 

活動の最後は落ち葉かきです。林床に厚く溜まった落ち葉をかくことで、
土に埋まっている種子の発芽が期待できます。

使った道具を手入れして、活動の振り返りを行いました。

 

 
今回も森づくりボランティアの活躍で、森がこんなに明るくなりました。
活動前(左) 活動後(右)

参加者のみなさま、ありがとうございました。