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2015.5.1 第62回 『学生のためのピースノート2』(堀芳枝編)

堀芳枝編『学生のためのピース・ノート2』(コモンズ、2015年) 本書は、平和研究・平和学を初めて学ぶ大学生向けのテキストとして書かれた 『学生のためのピース・ノート』(御茶の水書房、2013年)の全 […]

2015.4.1 第61回 『日本はなぜ、「基地」と「原発」を止められないのか』(矢部宏治)

矢部宏治『日本はなぜ、「基地」と「原発」を止められないのか』(集英社インターナショナル、2014年) 本書はamazonの歴史・地理>昭和・平成部門でベストセラー1位(4月1日現在)。 昨年10月に刊 […]

2015.3.1 第60回 『「問い」としての公害』(友澤悠季)

友澤悠季『「問い」としての公害』(勁草書房、2014年) 1月下旬~2月中旬にかけて、三島、川崎、西淀川を立て続けて訪ねた。 これらは、日本の公害史、特に大気汚染問題の歴史をたどるとき、 たいてい参照 […]

2015.2.1 第59回 『人類が永遠に続くのではないとしたら』(加藤典洋)

加藤典洋『人類が永遠に続くのではないとしたら』(新潮社、2014年) 信頼を寄せている年上の友人が加藤典洋の本をよく読んでおり、 しばしば私にも勧めてくださるのだが、 これまで今ひとつ腑に落ちることが […]

2015.1.5 第58回 『社会』(市野川容孝)ほか

市野川容孝『社会』(岩波書店、2006年) 大塚英志『社会をつくれなかったこの国がそれでもソーシャルであるための柳田国男入門』(KADOKAWA、2014年) 宮台真司『私たちはどこから来て、どこへ行 […]

2014.12.1 寄り道17 フィールドに磨かれる

 毎年、11月下旬~12月上旬は忙しい。12月中旬の卒業論文の提出に向けて、学生からこの時期に書きかけの原稿が届けられるので、それにコメントして返すからだ。学生からすると、論文を書くのがほとんど初めて […]

2014.11.1 寄り道16 里山の遺産を生かしたコミュニティの可能性

前回に続き、ある本の1章分として書いた草稿です。 高校生・大学生向けに書きました。 里山の遺産を生かしたコミュニティの可能性―持続可能な地域づくりの観点から はじめに 昔話『桃太郎』の冒頭に、「おじい […]

2014.10.1 寄り道15 現代里山考

ある本のために書いた草稿です。 現代の里山について、意味や価値を考えました。 1.自然・文化遺産としての里山 今日、里山は守るべき価値のある自然として、日本社会の中で広く理解されています。しかし、里山 […]

2014.9.1 第57回 『里山・遊休農地を生かす』(野田・守山・高橋・九鬼)

野田公夫・守山弘・高橋佳孝・九鬼康彰『里山・遊休農地を生かす』(農文協、2011年) 本書は、2ヶ月前に取り上げた内山節『共同体の基礎理論』と同様に、 農文協のシリーズ「地域の再生」全21巻のうちの1 […]

2014.8.1 寄り道14 次へと踏み込む

私が勤めている大学はキャンパス内にチャペルがあり、 そこでほぼ毎日、30分のチャペルアワーという礼拝の時間が持たれます。 教職員や学生、ときには学外から牧師の方が、感話を述べます。 私はキリスト者では […]

2014.7.1 第56回 『共同体の基礎理論』(内山節)

内山節『共同体の基礎理論』(農文協、2010年) 先日、勤めている大学の図書館スタッフから、 もうすぐ刊行が始まる『内山節著作集』(農文協)を購入する必要があるかと尋ねられました。 その数日前、この著 […]

2014.6.1 第55回 『富士山は里山である』(中山正典)

中山正典『富士山は里山である』(農文協、2013年) 昨年、富士山が世界文化遺産に登録されたのを契機に、 あらためて脚光を浴びるようになりました。 夏の富士登山はますます人気のようで、 昨年は山小屋の […]

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